「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(マリノスは) 僕の人生の一部になっている。 オファーはあるけど、このチームが大好きなのでこのチームに残りたいという気持ちが大きい。 すごく大きな存在」 (マルコス・ジュニオール)他 [練習コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――U-21日本代表候補合宿に招集されていた藤田選手がクラブ事情で辞退した。話せる範囲で理由を聞きたい

「彼だけでなくチームとして忙しいスケジュールでやってきた。帰国して間もない中で試合を戦い、レストとリカバリーが大事になってくる。ジョエル(藤田譲瑠チマ)が休みなく代表活動して水曜日に(大学生と)練習試合をやると、リスクが高くなるところがあった。それにプラスして前節の試合で何人かのケガ人が出てしまった。チームとしてリスクを負わずにケアしたかった。そういったところで今回は不参加になった」

 

 

 

――名古屋戦でエウベル選手と岩田選手が負傷した。彼らの見通しは?

「ふたりに関してはこの間のゲームで負傷してしまったが、思っていた以上に軽傷だった。長期離脱は避けられると見ている。いつなのかというところは、1日1日状況は変わってくるが、重傷ではなくて良かった。今はそこまでしか言えない」

 

 

――湘南の印象は?

「湘南戦を楽しみにしているし、いい準備をしていきたい。今日の午後、コーチ陣と湘南の試合を分析していく。ハードワークする選手が多い印象で簡単な試合にはならないが、いい準備をしていきたい」

 

――キャプテンの喜田選手がフェイスガードを着用していたが、名古屋戦で負傷したのか? 湘南戦出場に支障はない?

 

ヨコエク

 

「喜田に関しては、まったくもって問題ないかなと思う。この前の試合の前半に鼻のところに接触があったみたいだが、彼に限って長期離脱になることはないだろう」

 

――名古屋戦ではセットプレーから失点とピンチがあった。改善すべき課題は?

「キッカーのマテウス選手は素晴らしいキックの持ち主だった。それで失点した部分もあったし、修正点はもちろんある。でもセットプレーだけでなく全体的に修正すべき部分はあるが、たくさんのセットプレーがあった。2つしか危ない場面、決定的な部分はなかったと思う。何もしないかと言ったら修正すべき部分はあるし、スタッフとも話し合っているので、修正していきたい」

 

 

 

――開幕直後の課題と今の課題は違う?

「シーズンの初めと今回で何かが違うということはない。失点部分だけを見てセットプレーが注目されているのかもしれないが、それだけでフォーカスする必要はない。修正部分はたくさんあるが、どの部分を修正して次の試合に向けて準備していくか。キッカーに対してだけでなく、ボックス内でどこを狙ってきているのか、どう消していくのか。簡単癒らせないことは重要になるので、チーム全体で共有してやっていきたい」

 

FW 10 マルコス ジュニオール

――名古屋戦でJ1通算100試合出場を達成した。マリノスの一員として100試合出場した心境は?

「正直、100試合達成したことを知らなくて、あとから聞いた。すごくいい数字だと思うけど、今後何かが変わるわけではない。このチームのためにベストを尽くして、結果や目標を達成していきたい。今後はその数字がもっと増えていくと思う」

 

 

 

――マルコス選手にとってマリノスはどんな存在?

「僕の第2の家族。長く所属しているし、僕の履歴を見ると、フルミネンセに長く所属し、その後はレンタルでヴィトーリアに6ヵ月所属したけど、それを除くと在籍の長い2チームだ。だから僕の人生の一部になっている。オファーはあるけど、このチームが大好きなのでこのチームに残りたいという気持ちが大きい。すごく大きな存在。新加入選手が来た時はこのチームが良くなるために積極的にアドバイスしていて、僕はこのチームが好きだからそれをやっている」

 

 

――名古屋戦でブラジル人選手が前線に並んだ形でプレーした手応えは? 感覚が合う部分がある?

「初めてだったけど、コミュニケーション部分はすごく取りやすい。ただ、初めてだったので、この4人が試合を重ねていけばもっと良くなっていくと思う。連係面でももっと成長していくと思う。連戦だし、いろいろな試合がある中でローテーションしていくと思う。この4人が毎回出るのは難しくなるかもしれないが、誰が出てもこのサッカーをできると思うので、問題なくマリノスのサッカーを表現していけたらと思う」

 

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