「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ハッスルできそう」(三門)・「ガンバは自分が中学1年生から23歳のときまでお世話になったチーム」(下平)+ラフィーニャ・中町・兵藤他[ガンバ戦直前コメント] -1,956文字-

【試合に向けて】

DF 23 下平 匠

「セレッソ戦で 痛めた左足親指の状態は良くなってきている。28日の練習試合も45分間プレーできたし、今日の練習もフルメニューこなすことができた。プレーとキックの 種類によっては痛いときもあるけど、名古屋戦に出ないと決まったときからガンバ戦に照準を合わせてきた。ガンバは自分が中学1年生から23歳のときまでお 世話になったチーム。特別な試合なので、出場してチームの勝利に貢献したい」

樋口 靖洋 監督

「前半戦を終えて、目標としている勝ち点に11足らない。この11をこれから取り返していかないと。特に最後の3試合を勝ちきれていれば状況を大きく変えることができた。いまは内容と結果が伴っていない。中断前は内容的に厳しいなかで、どうにか勝ち点を拾ってきた。いまとは少し違うけど、いかんせん状況は変わっていない。
序盤戦との違いは、明らかにチャンスの数が増えていること。あわや得点という場面が、中断前は1試合に2~3回あって、それで1点取れるかどうかだった。でも、いまは1試合に6~7回ある。当然、ゴールの可能性も大きくなる。ただ、ポイントゲッターというところがハッキリしていない。裏返せばいろいろな選手が点を取れるということでもあるけど、取るべきポジションの選手が取るのは大事なこと。
小椋がちょっと体調不良なので試合はわからない。三門に関しては練習試合でも90分間プレーできたし、試合に出られる状態にある。ただ、中町とのコンビはやってみないとわからない。やりながら解決していくしかない。ガンバは攻撃のフィット感がある。宇佐美は体がキレているし、パトリックというピースも加わった。あの攻撃力に対しては、良い守備から入ることが必要。ウチの良さである良い守備からの良い攻撃を出したい」

 

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MF 7 兵藤 慎剛

「リーグ戦再開後の4試合は4連勝していてもおかしくない内容だった。ただ、現実は勝ちきれていない。ガンバはとても調子がいいみたいなので、そのチームに勝つことで逆にウチが勢いに乗りたい。序盤戦とくらべれば内容は良くなっているし、去年のいいときの状態に近づいていると思う。キャンプで走りこんだおかげで走り負けてもいない。チャンスを確実に決めて、今度は失点ゼロで終われば、必ず勝てると思う」

MF 11 齋藤 学

「ここ3試合勝てていないけど、それだけでチームの調子が悪いということにはならない。プレーしている選手たちは結果だけで一喜一憂してはいけない。1試合の中にも良い時間帯と悪い時間帯がある。それがどうしてそうなっているのかを考えれば、ギリギリのところでの結果が変わるかもしれない。ガンバは攻撃陣が好調だけど、だからといってウチの戦い方が変わるわけではない」

 

MF 8 中町 公祐

「ミカ(三門)と組んで試合に臨むのは初めて。でもミカは自分のポジションを見ながら動ける選手だし、互いに話しながらやり取りできる。それとミカはボールを奪ったあとに縦にランニングしたいタイプできもある。ダイナミックに出て行くのは自分でもミカでもいいし、どちらだけと決める必要はない。ただ、押し込んだ状態で前に絡むのは自分かなと思う。すごく内容が良くても勝てないときもあるし、下手をしたら負けるときだってある。ここ数試合、勝てていないけどネガティブなことよりも、ポジティブに捉えることのほうが多い」

DF 22 中澤 佑二

「リーグ戦が再開してから4試合連続で失点している。攻撃陣は点を取ってくれているので、後ろがしっかり無失点で終われれば勝てるはず。それは今回のガンバ戦にも当てはまると思う。失点を振り返るとちょっとしたミスから失点していて、もったいない失点が多い。完璧に崩された失点ではないので、選手それぞれが集中することで防げるはず」

MF 26 三門 雄大

「オグくん(小椋)が体調不良になったことで紅白戦では主力組に入ったけど、試合はまだわからない。ただ、もちろん出るつもりで準備をしている。少し前まで股関節が痛かったけど、いまはもう大丈夫。練習試合も90分間プレーできたし、ゲーム体力も落ちていない。最初はシュートを蹴るのが痛かったのも、いまは大丈夫になった。ハッスルできそう(笑)。あとはシュートを枠に飛ばしたい(笑)」

FW 18 ラフィーニャ

「名古屋戦の途中からと、その翌日の練習試合では1トップに入ってプレーした。自分としては問題なくプレーできると思っている。あとはその時間を増やしてコンビネーションを高めていくことが大事。G大阪は自分の古巣チームだけど、いまはとにかくマリノスを勝たせることだけを考えている。その勝利が自分のゴールによる勝利だったら、なお嬉しい。自分としては新たなチャレンジのためにマリノスに来た」

 

 

 

 

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