選手層の厚さで「誰が出てもマリノス」を体現する。 マルコスやエウベルの復帰戦を勝利で飾れるか [J17節 ガンバ大阪戦プレビュー]
一戦必勝を貫いて首位ターンへ
約3週間ぶりのリーグ戦が開催される。
マリノスは現在1位。鹿島アントラーズや川崎フロンターレを押さえて過ごす首位での中断期間は、とにかく気分爽快だった。
今節のガンバ大阪戦は、34試合で実施されるリーグ戦のちょうど半分となる17試合目。前半戦をどの位置で折り返すか決まる一戦である。
ただし、あくまでも外野の考え方に過ぎない。昨今のチームには一戦必勝の精神が根付き、良い意味で大目標を意識しない戦い方、過ごし方ができている。チームを率いるケヴィン・マスカットも「大切なのは、先を見るのではなく1試合1試合にフォーカスすること。目の前の試合に向けていい準備をして、その積み重ねが大切になる」と繰り返す。
とにかく13位と下位に沈んでいるガンバをしっかり叩き、勝ち点3を狙いたい。マリノスは今季、アウェイゲームで苦戦傾向にあり、ここまで3勝2分3敗と五分の成績。どことなく漂う苦手意識を払拭する意味でも大切なゲームだ。
天皇杯2回戦が終わってから2週間あった中断期間は、まずリカバリーに注力。序盤戦はACLを含めた過密日程で、心身ともにリフレッシュが欠かせなかった。もちろん負傷を抱えながら戦っていた選手は回復や治療が必要だった。
それでも、迎えるリーグ再開の一戦に全員が出場するのは難しそうだ。
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