「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

樺山諒乃介が2年連続でJ2山形に武者修行へ。 輝く未来を手にするために、戦う舞台を変えて上だけを目指す

 

マリノスは12日、MF樺山諒乃介(19)がJ2のモンテディオ山形へ育成が期限付き移籍することを発表した。移籍期間は 2023年1月31日までとなる。

2021年に興国高校から加入した樺山は、高卒新人としては14年ぶりに開幕スタメンの座を勝ち取った。4月のルヴァンカップ・ベガルタ仙台戦でプロ初ゴールを挙げるなど順調な歩みを見せ、昨年7月には山形へ育成型期限付き移籍して出場機会を増やした。

 

 

大きな期待とともにマリノス復帰を果たした今季は、ここまでリーグ戦7試合に出場していた。ただし先発出場は0試合で、すべて後半途中からの交代出場にとどまっていたためプレータイムはわずか61分。コンスタントに出場機会を得られている状況とは言い難かった。

 

 

貴重な先発機会となった天皇杯2回戦鈴鹿ポイントゲッターズ戦では先制ゴールにつながるポスト直撃シュートや小池裕太へのトリッキーなアシストで見せ場を作る。しかしチームが敗れた3回戦の栃木SC戦では決定機を外し、苦い記憶が先行する形に。

樺山自身も、そしてクラブも、成長のためには安定的に試合経験を積める環境が必要と考えた。そこで浮上したのがJ1昇格を目指す山形である。

 

 

 

ヨコエク

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