「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ナビスコはここから5連勝すれば優勝できる」(下平)・「今年はリー グ戦でも順位とは関係なく過去のデータを覆してきた」(俊輔) [柏戦前コメント] -1,427文字-

【試合に向けて】

MF 10 中村 俊輔

「今年はリー グ戦でも順位とは関係なく過去のデータを覆してきた。だから最近ずっと勝っていないレイソルに対しても、これまでの流れを覆したいと思っている。レイソル はネルシーニョ監督になって、チーム全体に勝ち方が染み付いている。トーナメント戦でも強いし、勝負どころを知っている。毎年、何かしらのタイトルを獲っ ているイメージがある。この前の対戦ではセットプレーから2失点しているので、今回もポイントになる」

樋口 靖洋 監督

「トーナメントのつもりでこの2試合を考えないといけない。タイトルという意味ではこの柏戦を含めてホーム&アウェイ合計で3試合に勝てば優勝になる。だからベテランだから休ませるということはない。それに試合間隔は中3日あるので、連戦という感覚ではない。ウチとしてはまずひとつタイトルを取りたい。去年のナビスコカップはレイソルに阻まれている。2試合トータルで勝ちきることを考えたい。
レイソルとは今年のリーグ戦で2試合とも引き分けで、0-0と2-2という結果だった。でも相手の3バックのシステムに対してやりにくさは感じなかった。ただ、相手の3トップはコンビネーションが良くなっていると感じる。その3人に関係性を作らせないことが大事。そこにボールを入れさせないことが重要になる。お互い手の内はわかっている対戦になるけど、かといってウチとしてはやり方を変えるつもりはない」

 

 

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DF 22 中澤 佑二

「ウチは天皇杯で敗退しているし、リーグ戦は最後までもつれるだろうけどまだ上位は身近ではない。だから一番近いタイトルはナビスコカップ。リーグ戦3連勝で来ているのはいいことだけど、別の大会のつもりで頭を切り替える。特に第1戦の考え方が大事になる。個人的には1-0を目指すのがいいと思う。1-0や2-0のゲームが理想。極力、失点しないこと。最悪、0-0でも問題ない。バランスを崩してまで攻める必要はない」

FW 16 伊藤 翔

「久しぶりの先発だった仙台戦はとにかくチームとして勝ったことが良かった。自分としてはゴールできそうな場面を外してしまったので反省もあるけど、全体的な内容はまずまずだったと思う。まずはそれを最低限にして続けること、その上で今度のチャンスではしっかり決めたい。リーグ戦とナビスコカップは別の大会だけど、対戦するチームやプレーする選手は変わらない。だから3連勝でレイソル戦に臨めるのは追い風だと思う」

MF 7 兵藤 慎剛

「(齋藤)学がいるときは自分は右MFだけど、いまは左MFに入っている。後ろにいる(下平)匠はすごくやりやすい選手。自分が高い位置でDFの間にいれば、しっかりそこを見てくれるし、いいパスを出してくれるので、コンビネーションで崩せる。柏には去年のナビスコカップでも負けているし、いつも厄介な相手という印象がある。でもウチはリーグ戦3連勝の勢いのまま戦える。ここを勝って勢いをさらに大きくしたい」

DF 23 下平 匠

「前回のレイソル戦ではセットプレーから2失点しているし、ウチとしてはこの前の仙台戦でセットプレーから2得点できている。お互いのストロングポイントだと思うので、今回の対戦はセットプレーがポイントになる。ナビスコカップはG大阪に所属していた2007年に優勝したことがあるけど、試合にほとんど出ていないので実感はない。ナビスコはここから5連勝すれば優勝できる。チャンスがある大会だと思う」

 

 

 

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