「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

大学サッカーで成長した木村卓斗が再びトリコロールのユニフォームに袖を通す。 天野純や高野遼もユースから大学を経由してプロ入りした経歴の持ち主だ

 

マリノスは21日、明治大学体育会サッカー部のMF木村卓斗(22)が、2023 年シーズンから加入することを発表した。

東京都出身の木村はマリノスのアカデミー育ち。プライマリー、ジュニアユース、ユースで計8年間をトリコロールの一員として過ごし、高校卒業後は明治大学へ進学した。

 

 

ユースでは右サイドバックとしてプレーしていたが、大学2年生の途中からはは主戦場をボランチへ移す。ハードワークを身上とする選手で、球際の強さと前への推進力が武器。3月のエリートリーグ横浜FC戦にもマリノスの一員として出場した。

以降もトップチームの練習に継続的に参加。練習試合でかつての本職であるサイドバックでプレーするなど適応能力を発揮し、柔軟性が求められる現在のスタイルにもすんなりフィットできるサッカーIQの高さを見せていた。

チーム統括本部には今年から公文裕明スカウトが復帰。かつて仲川輝人や渡邉千真、兵藤慎剛、乾貴士といった高校、大学で活躍した選手を獲得した経緯がある。クラブとしてスカウト活動を強化する狙いがさっそく形に表れた。

 

 

同時にユースからトップチームに昇格しなかった選手を追跡する役割も果たす。選手にはそれぞれの成長スピードがあり、高校卒業のタイミングでプロ入りする選択が必ずしも正解とは言い切れない。

 

ヨコエク

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