「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「オレはここにいる、というところを見せたい」(喜田)・「自分が止めれば大きな流れを生む」(榎本) [柏戦直前コメント]

【試合に向けて】

MF 28 喜田 拓也

「この試合が 終わるとアジア大会が控えているけど、まずは目の前の試合に集中したい。けが人が出ている時点で、少なからずチャンスはあるかなと思っていた。真のチーム 力が試される。オレはここにいる、というところを見せたい。代わりに入った選手がチームに勢いを与えるプレーをしたいし、自分はとにかくアグレッシブにや りたい。バランスは大事だけど恐れずに点を取りに行く。勝つことしか考えていない」

 
樋口 靖洋 監督

「ウチは本当にけがの少ないチームだけど、ここにきて続いてしまった。マチ(中町)を除けば長期離脱の選手はいないけど、小さなけがが重なってしまったのは残念。(中村の状態について)もともと状態の良くない箇所があって、第1戦でその部分に痛みが出たということ。第2戦は厳しいかなと思っているし、そういう準備をしないといけない。あまり長引かせるわけにはいかない。中町は右足の腓骨骨折ということで残念だけど、早く復帰してほしい。(齋藤について)トレーニングはできている。最後にどうしても1点ほしくて、その1点で勝ち越せるという状況になったら切り札として使える。でも、そうではないなら慎重にならないといけない。冷静に考えて15分前後だと思う。長くやろうと思えばできるだろうけど、そうするとリバウンドが出て長引いてしまう。切り札が必要な状況かどうかの見極めをしっかりしたい。(矢島の起用について)これまではけがが続いてフルコンディションで練習をできなかった。ここ2~3週はやっとベストな状態になってきて、少なくとも今週のトレーニングはとても良かった。ハードディフェンスのレイソルに対して、矢島のフィジカル的なポテンシャルは十分に通用する。彼が起点になってくれればチャンスは増える。2点が必要な状況なので、0-2から追いかけるつもりでやる。1点取れば状況は大きく変わる。相手に1点取られても2点取らないといけないのは変わらない。ゲームプランはハッキリしている。去年に比べれば、チャンスを感じられる状況にある、2点差をつけるためのゲームプランをしっかり立てて、選手に託したい」

 

 

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FW 16 伊藤 翔

「この前の試合では決められそうな場面があったし、リーグ戦の仙台戦でも入ったと思ったシュートがあった。でも結果的にはどちらも入っていないわけだから、自分の力が足りなかったということ。ああいうチャンスをしっかり決めれば2点、3点と決められそうな雰囲気はあるんだけど、そのきっかけがつかめない。チームとしては点差をつけて勝たないといけない状況なので、そのためにFWとして仕事をやりきりたい」

GK 1 榎本 哲也

「結果的に2失点して負けてしまったので、次は必ず勝たないといけない。2点以上が必要だけど、失点するとかなり厳しくなる。自分はまず無失点で抑えて、あとはフィールドプレーヤーに託したい。守ることしかできないけど、その中で流れを呼び込むプレーはできる。少し前がかりになってしまうのは仕方のないこと。それでも最後に自分が止めれば大きな流れを生むことができるはず」

DF 13 小林 祐三

「第1戦の最後はすごく我慢した。ホームだし、相手はレイソルだったということもあって、もちろん勝ちたかったけど、あそこで3点目を取られたら終わってしまう。1点差で終われたことを第2戦につなげなければいけない。けが人は多いけど、次は11人対11人の平等な条件で戦える。焦ることなく冷静に、まず1点。その上で2点目を狙う。一度に2点は入らないわけだから、落ち着いて戦うことが重要になる」

 

 

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