「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「Jリーグを引っ張っていけるようなクオリティの高いゲームを見せられれば各方面にいい影響を与えられる。日本サッカーも捨てたもんじゃないな、というゲームにしていきたい」(喜田拓也) [川崎戦前コメント]

 

[コメント]

MF 8 喜田 拓也

――川崎フロンターレとの重要な一戦になる。試合への意気込みは?

「大事な試合なのはもちろん分かるけど、僕らにとってはどの試合も、開幕戦からすべての試合に同じ気持ちで臨んできた。どんな試合も取れるのは3ポイントで、いい準備をして臨みたいと思う。ただ相手のクオリティや前年度チャンピオンということを考えると簡単な試合にはならないので、そこは覚悟して臨みたい。僕たちに失うものはないし、仲間を信じて堂々とピッチに立ちたいし、何も恐れることなく結果を手に入れるべく臨みたい」

 

――鹿島アントラーズ戦で復帰したが、現在のコンディションは?

「復帰に向けてたくさんのことをやってきた。ウチのサッカーは強度が高くて、ゲームでどこまでできるかということもあったけど、不安なく入れた。普段の練習から質が高く、強度も高くやってきた。周りのサポートも素晴らしいものがあって、何の不安もなく入れて、感謝している。これから先も連戦になるけど、そこはケヴィン(マスカット監督)をはじめとするチームスタッフ全員が考えてくれている。僕たちが目の前の試合に向けて準備するのは変わらないので、試合に出ようが出まいがチームのためにやるのはウチの強み。ルヴァンカップは悔しい結果になったけど、まだ何も終わっていない。そこで選手が感じたものや見えた景色はリスペクトしたいので、しっかり整理して次に進みたい。まずは川崎戦なので、目の前の試合にすべてをかけて戦いたい」

 

 

 

――川崎フロンターレはコロナ陽性に苦しんでいる部分もあるが、チームとしての印象は?

「個のクオリティ、チームのクオリティは間違いなく高いものがある。対戦相手としてリスペクトしている。でも自分たち次第だと思っている。コロナ禍ということで非常に難しい世の中になっていて、どのチームにも感染の可能性や人数が揃わない可能性があると思っている。そのリスクやストレスというものに全アスリートが向き合っているし、それで勝負の舞台に立っていることを理解してほしい。お互いを助け合ってやっていくしかないので、最終的にタイトルを獲るというところに向けてはそれも大事な要素になってくる。このような世の中は誰も望んでいなかったけど、結果を出すためにはそういう部分でリスクやストレスとも戦わないといけない。マリノスとしてマネジメントできる範囲でやって、起こった事象に対しては全員で助けていく」

 

 

――ここ数年はマリノスとフロンターレがリーグタイトルを分け合っている。川崎フロンターレの存在やこの関係性をどのように感じている?

 

ヨコエク

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