「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「古巣との対戦は複雑な心境。清水がJ2に落ちないことを願いたい」(藤本)・「(兵藤とは)ずっと一緒にやっている感覚」(富澤)+中村・中澤・佐藤他[清水戦後コメント] -1,400文字-

【試合を終えて】

MF 27 富澤 清太郎

「今日は 勝ったけど、勝ち続けることで本来の強さを取り戻したい。勝ったことを忘れて、連戦なので次の試合に気持ちを切り替えないといけない。3連戦で3連勝した い。ヒョウ(兵藤)はすごく気が利くプレーヤーだし、人と人を意識しながらプレーできる選手。練習でもそう思ったけど、試合をやってみて、ずっと一緒に やっている感覚だった。助けられた」

 

樋口 靖洋 監督

「久しぶりにゲームをしっかりとコントロールできたという感触を持っている。ボールの取りどころ、それからボールの収めどころ、あるいは簡単に行くところ、少しスローダウンするところ、そのへんをコントロールしながら戦えた。ただ、今日も2点目が取れていないことによってゲームが難しくなった。エスパルスがシステムを変えて、前からかなりプレッシャーをかけてくる。だからボールをつなぎながらやっていく中で、どうしても中盤のバトルになる。そこのところのセカンドボールのバトルをどちらが制するかというのが、大きなポイントだとみていた。その部分で90分を通して我々の方が有利にボールを奪っている、あるいは前に運べているというところがゲームをコントロールできた要因だと思う。この時期、けが人が大量に出てしまっている。ただ今日は(中村)俊輔が戻ってきて、(齋藤)学もプレーできる状態に戻ってきている。いま動ける選手が全力を尽くしてやる。それしかないと思っているし、逆にピンチをチャンスに変える選手が出てきている。(佐藤)優平は良く走っていたし、兵藤も本来のポジションから一列下がったところで、ゲームにしっかりと関わってくれていた。チーム力を上げる機会だと捉えている」

 

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MF 10 中村 俊輔

「自分たちよりも下の順位のチームにしっかり勝たないといけない。久々にホームで勝てたし、走り回って勝てた。でも個々のところでは厳しい部分もまだまだある。今日のメンバーだと、ボールを出して動く、ボールを出して動く、を繰り返してSBを押し上げていくサッカーになるけど、動きすぎてミスが起きていることも多い。勝ったけど内容はまだまだ」

MF 20 佐藤 優平

「結果がほしかった。シュンさん(中村)が帰ってきて、ヒョウくん(兵藤)がボランチに入ったことで、シュンさんが下がってもヒョウくんが上がることで前の枚数も揃っていた。遅攻になる場面もあったけど、比較的早い攻撃ができたと思う。ヒョウくんは前を意識してボールを出してくれたし、高い位置に顔を出すことも多かった。全体のバランスも良かった」

 

MF 25 藤本 淳吾

「ゴールはボールをもらう前からイメージしていた。兵藤があの位置でフリックしてからボールを受けてシュートを打つイメージだった。ファーサイドを狙ったけど、それがDFに当たってニアサイドに入った。兵藤が長い距離を走ってDFを引き付けてくれたおかげだと思う。古巣との対戦は複雑な心境だった。清水がJ2に落ちないことを願いたい」

DF 22 中澤 佑二

「(ゴールの起点になったプレーについて)あの縦パスは、前半はすごく警戒されていた。結果的にあのプレーが得点につながったのはうれしい。でも、チームとしてはほかにもチャンスはたくさんあったし、追加点を取らないといけない。ウチは最近6試合で2点しか取れていない。オフェンスの迫力が足りないことを意識してトレーニングしていかないといけない」

 

 

 

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