「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

齋藤学が海外移籍を実現する可能性は ・・・今オフ最注目の交渉 [契約更改情報] 藤井雅彦 -1,172文字-

22日、MF齋藤学が1回目の契約更改交渉に臨んだ。昨オフと今夏のいずれも海外移籍の話が持ち上がった選手だけに、今オフ最注目の交渉となった。

予定されていた1時間よりも少し長めに会議室に入っていた齋藤は、帰路に着く際に報道陣の取材に応じ、その表情はとても晴れやかだった。開口一番で「今年はW杯も含めて、チームとしても個人としても悔しい年だった」と言葉を振り絞った。そう、遠い昔のような話だが、彼がW杯メンバーに選出されたのは今年の出来事である。ブラジルではピッチに立つことができず、その後のJリーグでも際立つパフォーマンスを見せたとは言い難い。「焦ったり、体のことを考えないで、思いばかりが先走ったりした」(齋藤)。ポテンシャルを考えたときに、不完全燃焼の1年としか言いようがない。

そういった背景があるからなのか、今オフの動向に関しては慎重な構えを崩さない。新シーズンに向けては「新しい監督になるので、それは自分にとってチャレンジ。いい話があって外に行くにしてもチャレンジ。まだわからない」と話すにとどまったが、依然として海外移籍を志向していることがあらためて本人の口から発せられた。

 

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