もう決めた。そして松本怜は歯切れよく言う。「J1のチームからオファーを受けるような選手になりたい」・・・松本怜の完全移籍について(藤井雅彦) -1,133文字-
本日1月7日、マリノスはMF松本怜がJ2・大分トリニータに完全移籍することを発表した。松本は青森山田高校から早稲田大学に進学し、2010年にマリノスに加入。3シーズンを過ごしたのち、2013年からは大分に期限付き移籍していた。大分での1年目は負傷に悩まされた時期もあってリーグ戦8試合出場にとどまっていたが、2年目の2014年はリーグ戦25試合に出場。終盤戦はレギュラーとしてプレーしていた。
J2クラブに期限付き移籍した目的はただ一つ。出場機会の確保であった。レベルの高い選手が揃っているマリノスでは常時出場が難しいため、意図的にカテゴリーを落としてでも公式戦出場を目指したというわけだ。そして、前述したように狙いはほぼ果たされた。誤解を恐れずに言えば、マリノスで年間25試合に出場するのは難しかっただろう。経験を積むことに成功し、それを愛着あるマリノスに還元するはずだった。
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