「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

アデミウソン合流 「1トップでも2列目なら真ん中でもサイドでもプレーできる。個人的にはセカンドFWの役割がやりやすい」(アデミウソン) -1,290文字-

 

新加入したアデミウソンが8日に来日し、9日から全体練習に合流した。同郷のファビオとともに姿を現した助っ人FWはウォーミングアップから参加。8対3のボール回しでは川崎フロンターレ戦に先発出場しなかったメンバーとともに汗を流した。その後は疲労を考慮して別メニュー調整となり、こちらも軽めの内容だった中澤佑二と談笑しながらグラウンドを周回した。

早ければ今週末のFC東京戦から出場可能だ。エリク・モンバエルツ監督は「彼のプレーは知っている。テクニックとスピードに優れていて、彼がチームにスピードを与えてくれる」と期待を隠さない。ただし、約1週間トレーニングを行っておらず、約30時間の移動を経ての合流のためコンディションは万全ではない。指揮官は「2~3日はチームとは別に個人で調整して、そこから判断していく」と慎重な姿勢を示した。

そのため注目の起用ポジションはわからない。この日、本人からも「中盤から前のポジションならどこでもやれる。1トップでも2列目なら真ん中でもサイドでもプレーできる」と聞こえてきた。中村俊輔とラフィーニャを欠く陣容で、アデミウソンをどの位置に組み込むか。伊藤翔や齋藤学といった面々のポジションとの兼ね合いだが、周囲が期待するのはチームを勝利に導くゴールだろう。

開幕戦で無残な敗北を喫したマリノスに明るい話題を提供するブラジリアンは、はたしてホンモノか。今週のトレーニングから目が離せない。

 

【コメント】

エリク・モンバエルツ監督

「(アデミウソンについて)彼のプレーは知っている。テクニックとスピードに優れていて、彼がチームにスピードを与えてくれる。もうすぐ(中村)俊輔も戻ってくるし、彼とのコンビネーションでチームとしても向上していくだろう。ただし彼は先週トレーニングしていないし、30時間かけて移動してきた。時差ボケもある。2~3日はチームとは別に個人で調整して、そこから判断していく。慎重にやっていく」

 

下バナー

(残り 504文字/全文: 1331文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ