「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「そろそろ勝たないとダメでしょ」(栗原)・「泥臭さだけは消したくない」(三門) +アデミウソン・ファビオ・齋藤他 [鳥栖戦前コメント] -1,443文字-

【試合に向けて】
エリク・モンバエルツ監督

「難しいゲームになると思う。鳥栖は長いボールを早めに蹴ってくる。最初の1対1の競り合いに勝つことが重要になる。あとはセカンドボールの拾い合いになる。だから激しい試合になる。でも彼らのプレーに驚くことはない。そのための準備をしてきた。重要なのは彼らのプレーにしっかり対応すること。そのあとボールをつないで攻めていく。どのチームもそうだが鳥栖にも長所と短所がある。鳥栖のようなチームはほかにもいくつかあるので、その相手には同じようにプレーする必要がある。我々は特にパワーがあるわけではなく、ものすごくスピードのある選手がいるわけでもない。だからこそ連動性やコンビネーションが必要になる」

DF 4 栗原 勇蔵

「開幕から2試合勝っていないし、水曜日のナビスコカップも勝てなかった。どんな形でもいいから、まずは1勝したい。そうしないと自分たちがやっていることに自信を持てないし、前向きに反省できないから。鳥栖はロングボールの多いチームだからCBは忙しくなる。でも自分たちがそこでの競り合いに負けていたら話にならないし、チームが勝てない。自分とボンバー(中澤)とファビオでしっかりやりたい。そろそろ勝たないとダメでしょ」

 

 

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MF 11 齋藤 学

「仙台戦では一つ下のポジションでプレーして、そこから攻撃を作っていくのも面白いとあらためて確認できた。アデ(ミウソン)と一緒のときはアデが下がってボールに触ってリズムを作りたいタイプだから自分が前になることが多い。あとは監督が前の選手に裏を狙う動きを求めていて、その最初の選手が自分のような感じになっている。ただ、チームとしてはなかなか前にボールを運べない現状がある。自分とアデの二人が下がってゼロトップみたいにするのも面白いかもしれない。ズルズル行かないためにも一回勝つ。慌てていないけど2ステージ制だから」

MF 6 三門 雄大

「自分自身は去年よりも体が動いている。球際に強く行けている感覚があるし、それによって相手が嫌がっているのも感じる。あとはそういった良さを試合の中でいかにして出すか。ブロックを作るのが今年のやり方なので、自分だけがやらないわけにはいかない。監督が求めることをやりながら、それにプラスして自分の良さを出したい。積極的にボールを奪って攻撃につなげるプレーが自分の特徴だし、その泥臭さだけは消したくない」

DF 5 ファビオ

「チームはまだ公式戦で勝っていない。勝たなければいけないという危機感を持ってプレーする。鳥栖はロングボールを多用してくるチームで、豊田というハイボールに強い選手がいる。彼に対しては背の高いCBやボランチがしっかり競って、そのあとのこぼれ球も重要になる。豊田には強い気持ちでぶつからないと、こちらがけがをしてしまう(苦笑)。自分としてはCBでもボランチでもプレーできるが、いまはボランチをやりたい」

FW 39 アデミウソン

「まずは監督が求める役割をすることが大事。いまは少し下がった位置でボールを受けて前へ運ぶことを求められている。それがチームのためになるなら喜んでやる。そこから自分も前に行く。鳥栖はハイボールが多いチームで、強さを前面に押し出してくる。それに対して自分たちの技術やクオリティーを出していくことが大事。チームにやってきて2週間くらいなので、これから練習や試合を重ねていけコミュニケーションを取ることでもっと良くなると思う」

 

 

 

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