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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ベストメンバーで完成度を高め、その結果として勝ち点3を手にしたい [ナビスコ2節清水戦プレビュー] 藤井雅彦 -1,518文字-

何よりも勝利がほしい一戦だ。もちろん、どんな試合でも勝ち点3に勝る結果はないわけだが、今回はより結果に執着すべきだろう。

4-3-2-1_2015 理由は二つある。まず一つ目は、ナビスコカップの予選リーグを戦う上で、ここでの黒星は崖っぷちを意味する。第1節でベガルタ仙台と対戦して0-1と敗れ、黒星スタートとなった。清水エスパルスにも負けて2連敗となれば「勝ち上がりはかなり厳しくなる」(栗原勇蔵)。7チーム中2チームしか勝ち上がれない厳しいレギュレーションなのだから、勝ち上がりのボーダーラインは勝ち点10以上か。負けてしまえば、残り4試合で一度も負けられなくなる。

プライオリティーをつけるとすれば、カップ戦よりもリーグ戦だ。その考えに対して異論は一切ない。とはいえリーグ戦で終盤まで優勝争いに絡める保証はどこにもない。それは2ステージ制になっても同じことで、17試合のうちの半分を消化するあたりで下位に沈んでいれば、優勝には手が届かない。そういった可能性もあるのが混戦極まるJリーグの常で、だからこそカップ戦だけでも可能性を残しておきたい。すべては夏から秋にかけて楽しみを残しておくためだ。

 

 

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清水4-2-3-1 もう一つの理由は、直近のリーグ戦でサガン鳥栖に勝って、今季初勝利を挙げた点にある。守備が機能し、攻撃でも得点シーンは多くの選手が関わる素晴らしいゴールだった。そしてようやく手にした勝利の意味はとてつもなく大きく、この流れを継続させたい。本来ならばここはカップ戦ではなくリーグ戦であってほしかったが、カレンダーに文句をつけても仕方がない。公式戦2連勝という勢いを手にして、リーグ戦に戻りたい。

その清水戦に向けたメンバーは、どうやら鳥栖戦から大きな変更がなさそうである。エリク・モンバエルツ監督はスタメン選考について「出場機会のない選手に試合経験を積ませることも重要だが、一週間ずつの試合のリズムを保つことも重要。今回はそちらに重点を置きたい」と語った。その言葉を額面通り受け取るならば、おそらく鳥栖戦のスタメン11人がそのまま清水戦の先発メンバーになるだろう。勝ったチームを動かす理由はなく、明らかに低調な選手もいなかった。現時点でのベストメンバーで完成度を高め、その結果として勝ち点3を手にしたい。

 

【この試合のキーマン】
MF 11 齋藤 学

 ここまで公式戦4試合でゴールした選手は小林祐三と兵藤慎剛の二人。どちらもチームとしての狙いが見て取れる素晴らしいゴールだったが、チームに勢いをもたらすのは前線にいる選手の仕事だ。今回は1トップに入る齋藤学に期待したい。
指揮官は前線の選手に相手の背後を狙う動きを要求しており、俊敏な齋藤を先頭に置いている。少し下がった位置でボールを引き出すアデミウソンとのコンビで、いかにして相手ゴールへと迫るか。単騎突破で相手全員を抜くのは難しいから、どれだけ高い位置でボールを受けられるかだ。
ゴールがなくても相手にとって脅威なのは間違いない。とはいえチームとしては彼に決めてもらわなければ困る。ドリブル突破によるチャンスメークはおおいにけっこうだが、それ以上に泥臭いゴールを決めてほしい。

 

 

 

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