「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「中2日でのアウェイ、良い食事と良い睡眠でコンディションを回復させることが大事」(中澤)・「監督は三門と喜田を信頼している」(中町)+ラフィーニャ他 [山形戦前コメント] 1,722文字

【試合に向けて】
エリク モンバエルツ 監督

「(中村の負傷について)おそらく筋肉系のけがだと思う。使おうと持っていたし、戦術のオプションのトレーニングをしていたが、変えるしかない。長い離脱のあとにリハビリをして戻ってきたばかりなので、今度のけがが長引かないことを祈っている。
喜田は病気だけど喜田と三門のダブルボランチは運動量が多くて疲労も溜まっていた。二人を回復させる必要があるし、同時に違う選手にプレー機会を与えたい。中町と富澤の二人はプレーさせるに値する選手たち。中町はプレースピードに適応できるし、富澤も問題ない。明日のゲームはフィジカルが重要になるので、そのための選手を起用する。
メンバーは変わってもチームとしてやるべきことは変わらない。ただ、その中で山形のプレーに適応しなければいけない。彼らは長いボールを使ってくるし、フィジカルに優れた選手が多い。それに対応するための準備をしてきた。どちらかというと鳥栖のスタイルに近い山形のサッカーに適応しつつ、我々のフィロソフィーを大事にしたい」

DF 22 中澤 佑二

「中2日でのアウェイゲームは体力的に厳しい。しかも水曜日の19時キックオフの次に14時キックオフなので物理的に時間がない。良い食事と良い睡眠でコンディションを回復させることが大事。チームとしては、守備の選手がしっかり守ることからやらないといけない。広島戦のように2失点したら勝てるゲームも勝てない。無失点で抑えた上で前線の選手の頑張りに期待したい。ボールを持っているときのリスク管理を大事にしたい」

 

MF 11 齋藤 学

「広島戦での自分のプレーが悪かったとは思っていないし、ただ周りに見えにくいだけ。明らかに良いプレーの前段階だと思う。ただ1対1の場面を外してしまったのは反省が必要。でも次の試合ではゴールやアシストといった目に見えるところで結果が出るはず。チームとしてはボールを奪ってから前へ早い攻撃を目指しているし、まずは前を見るということ。それでも相手が早く引いた場合は、そこからボールを回して崩せばいい」

 

下バナー

 

 

MF 8 中町 公祐

「監督は三門と喜田を信頼していると思うし、でも人間だから疲れは当然ある。自分にとってはチャンスだし、そこで何ができるか。そんなに悪い精神状態ではないし、自分にできることをやる。自分が使われるとしたらしっかりボールキープする時間を作って、悔いの残らないようにパスを回す。その中で速攻と遅攻を使い分けて山形の守備を攻略したい。リーグ戦は久しぶりだけどナビスコの名古屋戦に出ているし、コンディションは問題ない」

DF 13 小林 祐三

「前節は出場停止という形でチームに迷惑をかけてしまった。自分にとっては連戦ではないので周りのぶんもたくさん走るつもり。いまはチームとしての踏ん張りどころだと思う。ここで連敗したらずるずると下の順位になってしまうし、そうなるとつまらない。メンバーが少しずつ変化する中でチームとしてのパフォーマンスを安定させないといけない。山形のシステムに対しては自分がしっかり守って、前の選手を高い位置に行かせたい」

MF 7 兵藤 慎剛

「前節の広島戦は単純に自分の出来が良くなかったと思っている。チームとしても守備の時間が長かったけど、そういった中でも自分はなるべく高い位置でボールを受けないといけない。今回はシュンさん(中村)が練習でけがをしたので出番が回ってきそうだけど、プロとしては試合に出ないと何も始まらない。どんな形であれ試合に出て結果を残すしかない。前線のラフィーニャや(伊藤)翔と良い距離感を保って攻撃に絡みたい」

FW 18 ラフィーニャ

「去年も最初はベンチスタートで途中からスタメンで試合に出るようになった。今年も同じような感じだと思えばいい。明日の試合でスタメンなら、自分としてはその次の試合もスタメンで出場したい。そのためには結果が必要で、FWにとっての結果はゴールしかない。最初の45分間集中して、そこでゴールを取りたい。そうすればもう少し長い時間出場させてもらえると思う。ただ山形は決して簡単な相手ではないので、しっかり戦いたい」

 

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ