「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(松本とは)フィロソフィーはまったく反対」(モンバエルツ)・「相手は早いタイミングでロングボールを入れてくる」(藤本)+三門・齋藤他 [松本戦前コメント] -1,226文字-

【試合に向けて】
エリク モンバエルツ 監督

「松本は長いボールを使って相手陣地でプレーしてくるチーム。前線にはパワーのある大きな選手を置いて、相手陣地でプレッシャーをかけてくる。彼らは60メートルの距離でもFKをゴール前に入れてくるし、スローインも30メートルくらい投げてくる。マリノスと松本は同じように走るけど、我々のほうがパスをつなぐ。相手が300本のパスをつなぐとしたらウチは600本のパス本数になる。フィロソフィーはまったく反対だ。
(ラフィーニャについて)おそらく20分くらいはプレー可能ではないか。まずは試合に戻ってくるということが重要。彼のパワーも有効になる。(三門のトップ下について)彼はボールを持っていないときのプレーに特徴がある。彼は前方向にプレーできる選手で、ボールがないときも走って出て行ける。そしてゴール前でも決定的な仕事ができて、実際にもうゴールも決めている」

MF 11 齋藤 学

「左足首は大丈夫。最初はテーピングを巻きながら練習していたけど、テーピングがあると思うように動かせない。だから今日の練習では巻かなかったし、試合でも巻かないでプレーするつもり。ここで休むわけにはいかない。体のキレはあるので、けがは気持ちでカバーすればいい。松本は守備のときに枚数を割いて守ると思うので、ボールを受ける位置を考えながらアデとうまく絡んでフィニッシュに絡みたい」

 

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MF 6 三門 雄大

「先制点がポイントになる。先制できれば相手はある程度前に出てこないといけなくなるし、そうすればウチのカウンターが発動する(笑)。逆に先制されると引いて守られるので苦しくなる。お互いに先制点がほしいと思うので、試合の入り方には注意したい。いまは5位だけど1位の浦和との勝ち点差はかなり開いている。ただ通年でのポイント争いもあるので、意味のない試合は1試合もない。ウチは勝ち続けるしかない」

MF 25 藤本 淳吾

「相手は早いタイミングでロングボールを入れてくる。それを後ろの選手がはね返すのはもちろんだけど、自分たちのポジションもセカンドボールを狙っていないといけない。相手がどの位置からボールを入れてくるかによってプレスのかけ方も変わってくるので、そこは試合に入って判断する。プレシーズンマッチで対戦したけど、あまり印象がない。いまはチームが連勝しているので、その流れを途切れさせないようにしたい」

DF 22 中澤 佑二

「水曜日のナビスコカップにスタメン出場していたのは自分だけかもしれないけど、監督が必要としているから試合に出ているわけで、そのことは選手として嬉しい。中2日のゲームはコンディション調整が難しい。でもそれを言い訳にしてはいけない。相手は昇格組でガムシャラに戦ってくるはず。ウチはもっとガムシャラに戦う姿勢が必要。3連勝しているけど相手に助けられた部分もあるし、ウチはまだ未成熟。勝ちを積み上げる必要がある」

 

 

 

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