「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「コンディションが上がってきた」(ラフィーニャ) ・ 「自分たちのサッカーをして勝ち切ることができている」(齋藤) +飯倉・中澤他 [甲府戦前コメント]

【試合に向けて】

MF 11 齋藤 学

「甲府戦は難し い試合になる。相手は連勝して調子を上げているし、もともと守備は堅い印象がある。でもウチもガンバ戦では引き分けたけど、それまで4連勝していて、たま たま勝っているという感じでもない。自分たちのサッカーをして勝ち切ることができているので、甲府戦でもそれを貫きたい。難しい相手に勝ってこそ上位に行 けると思う。1stステージの優勝は無理だけど、2ndステージもあるし、チームとして成長していきたい」

エリク モンバエルツ 監督

「浦和は1stステージ優勝するにふさわしいチーム。ここまで一度も負けていない。ブラボーだ。対して私たちは大きな問題を抱えていた。中村はここまでプレーしていなくて、ラフィーニャにも長いけががあった。ほかのチームは準備と違い、ウチはスタートが上手くいかなかった。でも、ここへきてやっといい状態になってきた。4連勝して、ガンバとは引き分けた。自分たちのプレースタイルができて、アデミウソンもフィットしてきた。
ここからの3試合で大事なのは我々のプレースタイルを続けること。それが2ndステージの準備にもなる。ラフィーニャはパワーが戻ってきたし、中村も次の試合は無理だが、その次からは少しプレーできるだろう。栗原も少しずつ上がってきた。この3試合でいい準備をして、2ndステージでいいスタートを切りたい。
甲府は監督が代わって守備の位置がより低くなった。守るときのシステムは[5-4-1]だ。まず守備をしっかり固めて、そこからカウンターを狙ってくる。我々とは違うスタイル。それぞれのチームがそれぞれのプロジェクトで違うスタイルを採用している。だから私たちは私たちのスタイルで戦う。あまりスペースがないので、狭いエリアでのスピードアップしたコンビネーションが必要になるだろう」

 

DF 22 中澤 佑二

「1stステージを振り返ると勝負どころで勝てなかった。それが自分たちよりも上の順位の浦和やガンバとの差になったと思う。最近は少しずつチームとしての形ができてきたけど、Jリーグはどのチームとも差はない。対戦する甲府は守備が堅いし、簡単に勝てる相手ではない。早いものであと3試合戦うと1stステージが終わる。年間の勝ち点を見据えた上で大事な3試合になるし、この甲府戦を勝って勢いを取り戻したい」

 

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GK 21 飯倉 大樹

「ガンバ戦の引き分けは残念だった。最後のワンプレーまで集中しないといけないし、強いチームはああいう場面で点を取ってくる。試合全体としては悪くなかったし、ラッキーな形で先制できたので勝ちたかったけど、気持ちを切り替えて甲府戦に臨みたい。甲府は守備が堅いチームでそこからのカウンターに威力がある。攻めているときのリスク管理を怠ると危ない。ここから3連勝して1stステージを終われば、次につながると思う」

FW 18 ラフィーニャ

「コンディションが上がってきた。ゴールを決めたナビスコカップ・山形戦も本当は90分間プレーしたかったけど、とりあえず今季初ゴールを決めることができてよかった。次はリーグ戦でも同じようにゴールを決めたい。自分としては90分間プレーできると思っているし、そのほうがリズムも出る。ただ、それは監督が決めること。ここまでけがが多くてチームの力になれなかった。1stステージがもう終わるけどチームの手助けをしたい」

 

 

 

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