「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「アデが何度も『アマ、グッド』って」(天野貴史) ・「東京のベンチから『つえー』って声が聞こえたのが今日一番嬉しかった」(栗原)+天野純 他 [練習試合東京戦後コメント] -1,175文字-

【試合を終えて】

DF 4 栗原 勇蔵

――対外試合は約1ヵ月半ぶりになる。

「暑かった(笑)。久々の試合でこの暑さはきつい。でも、長く離れていたわりには悪くなかった。自分が入ったときは両チームともメンバーを入れ替え始めていたし、そのせいでスローペースになっていた。このテンポなら30分は余裕でできる」

――前田との空中戦は2戦2勝だった。

「相手はボールをつないでいたし、あまり空中戦にならなかった。だから、ここで負けたら自分がいる意味がないと思って集中した。あんまり負けると打率下がっちゃうから(笑)。FC東京のベンチから『つえー』って声が聞こえたのが今日一番嬉しかった」

――次はリーグ戦復帰だと思う。

「けがの状態はいまのところ大丈夫。自分の場合、立場的にこれ以上落ちることはない。あとはチャンスがあれば自分にできることをしっかりやる」

 

 

エリク・モンバエルツ 監督

「前半の守備は良かった。ミスからの失点は残念だったが、CKを与えることなく守備ができていた。サイドでのプレーについては左サイドでは十分できていたが、フィニッシュの精度を欠いた。一方で右サイドは満足していない。ちょっと足りない。後半に入ってからは右サイドが機能していたと思う。全体としては良いゲームだった。高い強度で、相手のレベルも高かった。

(天野純について)良くなってきている。前へプレーしようとしている。ファーストタッチでスピートを落とさずプレーできるようになってきた。でも現段階でのレギュラーは(藤本)淳吾だ。(栗原について)まずは試合に戻れてよかった。(栗原)勇蔵の年齢を考えるとこれから伸びる要素は少ない。大事なのはメンタル。彼にモチベーションがあれば、まだ伸びる。どんな野心を持っているか。向上のモーターは選手自身の中のメンタルだ」

 

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