2015年09月11日 20時10分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合に向けて】
エリク モンバエルツ　監督

「（天皇杯での中止と再開試合について）私にとって初めての経験。中断した時点からの再開のゲームは延長戦を含めた最大45分になる。そこで最大限の力を出さなければいけない。残っている時間で1点を決めるということ。選手は短い時間で高い強度のパフォーマンスを出す必要がある。それによる日程的な影響はないと思っている。時間が短いので疲労はたまらない。それよりも、あのまま続けて負けていたらとても残念な結果だった。
（天皇杯でプロデビューを飾った仲川について）私にとって新しい発見ではなかった。ベンチに入れていたのは彼に期待していたから。彼は相手の裏へのプレーで貢献できる。本人にも話したが、それができれば試合に出るチャンスは増えるだろう。そしてサイドハーフのポジションに競争が生まれるのも良いこと。サイドハーフは相手の裏へ出て行くことが必要だと思っている。それをピッチで出せる選手が試合に出る。年齢は関係ない。
（07年を最後にアウェイ新潟戦で未勝利だが）それが続いているということは、いつか終わりが来る。ただ、新潟戦は非常に難しい試合になるだろう。新潟戦も鳥栖戦も同じくらい難しいゲームだ。両チームのスタイルは必ずしも似ているわけではないが、力関係は似ている部分がある。新潟は前からプレスをかけてくるのが特徴で、ほぼマンツーマンで守備をしてくる。それに対して我々は連動した素早い攻撃を仕掛けなければいけない」

DF 22 中澤 佑二

「新潟はナビスコカップで勝ち上がって調子を上げている。僕たちはリーグ戦4連勝しているといっても天皇杯を挟んでいるし、その天皇杯も1-1のまま中止になってしまった。だから連勝のことは一度忘れて臨みたい。新潟戦ではいつもシュン（中村）のところに厳しくマークがくる。今回も同じだと思うので、チームとしてどうやってかいくぐるか。アウェイの新潟戦はいつも一撃に沈んでいるイメージがあるので今年こそは払拭したい」

MF 6 三門 雄大

「アウェイチームの一員としてビッグスワンのピッチでプレーするのは初めてなので楽しみ。天皇杯では下のカテゴリーの相手に厳しいゲームになったが、リーグ戦では4連勝しているのでその勢いを大切にしたい。勝てば次に対戦するFC東京との差が縮まるかもしれないし、次につなげるためにも大事な試合。新潟は結果とは関係なくパフォーマンスが上がってきている。自信を持つと強いチームだと思うので、こちらが先手を奪いたい」

DF 5 ファビオ

「もちろん3試合連続ゴールを狙う。2試合連続でゴールを決めているからこそ、もっとゴールを決めたいと思う。いまはチームとして4連勝中なので流れがいい。いままで入らなかったシュートが入るようになっている。それにセットプレーから点を取れるとチームの助けになる。拮抗した試合では大きな意味を持つゴールになる。これまでの2ゴールはどちらかというとテクニカルだっただけど、ゴールが決まればどんな形でもいい」

MF 28 喜田 拓也

「ミカさん（三門）とはお互いに特徴を分かり合っているのでやりやすい。二人とも守備的な役割ができるけど、どちらかというと自分が後ろ気味になると思う。ミカさんは前への推進力も特徴なので、安心して上がってもらいたい。そのぶん自分が後ろでしっかり仕事をすれば問題ない。レオ・シルバ選手はなんでもできる。守備はもちろん、攻撃でも違いを作れる。同じボランチ目線で見て、すごい選手だと思う。だからこそ対戦が楽しみ」

FW 19 仲川 輝人

「天皇杯でサポーターから仲川コールが起きたときは嬉しかった。プロとして第一歩を踏み出したことを実感した。試合はそれほど緊張しなかったし、天皇杯だったので思い切りプレーできた。まだ復帰してから90分間プレーしていないので、これから出場時間を延ばしていきたい。監督からは相手の裏を取れという指示を受けているし、それは自分が常に狙っていることでもある。相手の裏を取ってGKと1対1になれば大きなチャンスになる」

MF 29 天野 純

「天皇杯では自分でも納得できるプレーができなかった。雨は降っていたし、相手が格下ということで普段とは違う状況だったけど、個人的に何もできなかった。開始2分で失点したこともあったけど、それでももっとプレーでアピールしなければいけなかった。交代で入ったテル（仲川）が活躍したことは刺激になったし、自分ももっとアピールしないとベンチにも入れなくなってしまう。もう一度ゼロからやり直すつもりで頑張りたい」