「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「FC東京戦は手堅い試合になる」喜田・「油断していたら試合に出られなくなる」伊藤・「よりミスを少なくしたチームが勝つ」モンバエルツ [東京戦前コメント]

【試合に向けて】
エリク モンバエルツ 監督

「(齋藤のパフォーマンスについて)1stステージも高い強度でのパフォーマンスだったが消える時間帯もあった。2ndステージはそれをより効果的に使えるようになった。二つ目に感情のコントロールができるようになって、自信を持ってプレーできている。メンタル面が安定してきた。それとチームとして良くなってきたことも関係している。チーム状態が良ければ選手は高いパフォーマンスを出せる。アデミウソンとの相乗効果もあるだろう。
我々よりも上位にいるチームとの対戦はすべて大事になる。そのゲームに勝たなければ順位は上がらない。FC東京は1stステージも2nステージも安定して良い成績を残している。特に攻守のバランスが取れていて、代表選手を多く抱えている。だから週末はビッグゲームになる。FC東京は浦和とは違うタイプのチームで、特にバランスに優れている。我々も同じだ。だから、よりミスを少なくしたチームが勝つことになるだろう」

MF 10 中村 俊輔

「月間ベストゴールに2ヵ月連続で選出されたのは光栄なこと。でもゴールはすべてベストだし、特別だから。それがこぼれ球を押し込んだゴールだとしても、決勝点ならベストゴールだと思う。本当はくらべるものではないと思うけど、その中でも質が高いと思ってくれたなら嬉しい。FKを蹴るときは決めたいポイントを見て、そこまでのボールの軌道をイメージする。相手GKとか壁とか、あと横にいる中町とか三門は関係ない(笑)」

MF 6 三門 雄大

「FC東京の中盤はダイヤモンドのような形なので、ウチの両SBにはあまりプレッシャーがかからない。パンくん(小林)と(下平)匠のところで時間を作れるので、そのときに自分が横パスをもらえれば次の展開になる。ただ、縦へ急ぎ過ぎると相手の守備の網にかかる。速攻のときはいいけど、遅攻の場面ではボールの失い方に気を付けないといけない。相手は調子が良くて自信を持っているはずなので、その勢いに呑まれないように戦いたい」

 

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FW 16 伊藤 翔

「新潟と引き分けて連勝は止まったけど、選手たちはそこまでネガティブになっていない。後ろ向きになっても、これまで失った勝ち点を取り戻せるわけではない。ここからのモチベーションは本人たち次第。自分はチームが勝つため、点を取るため、いいプレーをするために戦う。油断していたら試合に出られなくなる立場だし、いいプレーを続けなければいけない。FC東京は自分たちよりも上の順位なので、そういう意味でも大事な試合になる」

MF 11 齋藤 学

「1stステージはチームが勝っていても自分自身の結果が出ていないのでモヤモヤしている部分はあった。2ndステージに入ってからは決めるべき場面を決めきれている。ただ、プレーの質そのものはあまり変わっていないし、続けることで結果が出るようになった。得点数という目に見える結果はサッカー選手にとって重要。でも、やっと6点という感じ。チャンスの数を考えればもっと取れるし、満足していない。チームとして、自分として高みを目指しているし、いまはいい時期だと思う」

FW 39 アデミウソン

「自分が来日して初めての試合が第2節のFC東京戦だった。あのときは相手も味方もよく知らないままサッカーをしていた(笑)。いまではチームに溶け込むことができているし、チーム状態が良くなるにつれて自分個人のパフォーマンスも上がってきたと思う。新潟戦でゴールを決めたけど、それで満足しているわけではない。これからもチャンスを決め続けることが大事。そしてFC東京戦はホームゲームなのでアドバンテージがある」

MF 28 喜田 拓也

「新潟戦では自分がファウルをしたことがきっかけでセットプレーから失点した。その反省をFC東京戦から生かさないといけない。一番良くないのはファウルを恐れて自分らしいアグレッシブな守備をしないこと。それでは自分の良さが出ないので、あくまでチャレンジすることを忘れずプレーしたい。FC東京戦は手堅い試合になると思うので、一つのミスが試合を決めることになる。相手は上位にいるので単純にモチベーションが高い」

 

 

 

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