2015年10月02日 18時25分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合に向けて】

GK 21 飯倉 大樹

「ベルマーレ 戦ではアキ（秋元）と一緒のプレーできて、今回はロク（六反）と同じピッチで再会できる。GKにとってこんなに嬉しいことはない。ロクが日本代表に選ばれ ていることは個人的にとても嬉しいし、刺激になる。ずっと同じ練習をして、能力が高いこともわかっている。仙台に移籍して出場機会を得て、自信もつけてい ると思う。ただ、それと今回の試合は別の話。チームとしてマリノスが上であることを示す戦いにしたい」

エリク モンバエルツ　監督

「（齋藤）学は湘南戦の前日にけがをして、それが試合でいつものパフォーマンスを出せなかった理由でもある。でも大きなけがではない。今週の最初は別メニューで調整させて回復を待ちたい。テル（仲川輝人）との交代は試合前から決めていたわけではなく、試合の中で学が良い状態のプレーではないと判断して決めた。仮に学が復帰しても100%の状態でないならテルや（天野）純といった若い選手がいるので彼らを使うだろう。
チームの中で絶対に試合に出られる選手はいない。明日、天野純が試合に出るかはわからない。テル（仲川）をサイドに入れるかもしれない。天野純に限らず、そのポジションでプレーする選手はインテリジェンスある動きが求められる。非常に難しいポジションだ。ボールの動きを読ながら、相手のマークを外さなければいけない。湘南戦はそのポジションが機能しなかった。
今シーズンの仙台は結果の部分で少し苦しんでいるように見える。仙台は自分たちのプレースタイルがハッキリしていない印象がある。湘南や新潟や鳥栖のようにフィジカルを前面に押し出してくるチームとは違い、浦和や広島のようにJトップクラスのチームのように圧倒的にボールを保持するわけでもない。そういう点で仙台はプレースタイルを一言で言い表すのが難しいチームだと思う」

MF 6 三門 雄大

「勝てなかった時期を乗り越えて最近は5勝2分。新潟と湘南には勝ち切れなかったけど、内容はそこまで悪くなかった。だから悲観的にならずに仙台戦も戦いたい。年間順位や2ndステージもあきらめていないし、あとは来年につながる試合をしたい。前線の距離感が良いときは攻撃がフィニッシュで終わって点を取れている。逆に湘南戦のように前の選手が孤立するとうまくいかない。お互いを見ながら、うまくつなぐ役目を果たしたい」

DF 23 下平 匠

「仙台戦は10月のゲームだし、残り5試合しかない。湘南に引き分けて年間順位も2ndステージも上位進出が難しくなったのは間違いない。でも残り試合も公式戦だし、天皇杯という大会もある。モチベーションを落としていたらプロとして失格。その時点で試合に勝てなくなってしまう。新監督になってメンバーが固まるまで時間がかかったけど、ここ数試合は同じメンバーで安定した戦いができている。仙台戦でもそのプレーを発揮したい」

FW 19 仲川 輝人

「前節は途中出場で15分くらいの出場だったけど、オープンな展開で前と後ろを行ったり来たりしていたのですぐに息が上がった。短い時間だったのにすごく疲れて、最後の局面でエネルギーを使えなかった。翌日の練習試合は60分くらいプレーしたけど、まだゲーム体力が万全ではない。練習をこなしながら自分で上げなければいけないし、短い時間で結果を残せば状況は変わる。プロは結果がすべて。仙台戦もそういう気持ちでプレーする」

MF 29 天野 純

「今年の初め、サイドMFはタッチライン際に張っていることを求められていたけど、最近は中央に入って相手DFの間でボールを受けるようなプレーも要求される。そのあたりは少しずつ変わっているし、自分が得意とするプレーでもある。そこでボールを受けて、どれだけ前方向にプレーしてゴールに絡めるかが勝負。もし先発ならリーグ戦では初めてだけど、仙台とはナビスコカップで対戦しているのであまり緊張せずに臨めると思う」