「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「みんなで笑って終わりたい」(三門)・「フルタイム出場を達成できたら初めて」(下平)・「今週は(富樫)敬真もチームにいる」(モンバエルツ)他 [松本戦前コメント]

【試合に向けて】

エリク・モンバエルツ監督

「最終節だからといって何かを変えることはない。自分たちのリーグ戦を締めくくるために臨む。チームにいろいろな変化があるのは来年のこと。今週末はいままで やってきたメンバーでお互いを理解し合っている状況で戦う。けが人の中では中町がグループに戻ってくる可能性がある。兵藤が少し痛みを抱えている状態なの で、彼にはチャンスがあるかもしれない。それと今週は(富樫)敬真もチームにいられると思う。

 私にとって目標を持つことは難しいことではない。常に高いパフォーマンスを求めているし、選手もそれを共有してもらいたい。ハイレベルというのは高いパフォーマンスを続けるという意味。この試合は年間5位が懸かったゲームで、Jのベストディフェンスも懸かっている。あとは多くのゴールを決めたい。そのために今週はフィニッシュを強調してトレーニングに臨んだ。すでに多くの目標がある。まだバカンスにはなっていない。

  松本はしっかり守備を固めてプレスをかけてくる。フィジカルを強調しているが、しっかりとしたクオリティを持っている。でも得点と失点のバランスが悪くて セカンドディビジョンに降格する。前回の対戦はうまくいったゲームのひとつ。我々はスピードあるプレーができたし、美しいゴールもあった。だからといった 簡単な相手ではない。前回はゲームプランがうまくいって先制できてうまくいったので、今回も同じようにいければいい」

 

 

DF 23 下平 匠

「お互いモチベーションが難しい試合だと思うけど、ホームゲームということでサポーターがたくさん来てくれると思う。その人たちを喜ばせるようなゲームをしたい。大宮所属時代に34試合出場したことはあるけど、フルタイム出場を達成できたら初めてのこと。あまり意識していなかったとはいえ、1年間ポジションを守ってプレーできたのは自信になる。個人的なことだけど最後の試合もけがなく、退場もせずに終われたらいいと思う」

 

 

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MF 6 三門 雄大

「前節の鹿島戦も、あと天皇杯の神戸戦も、サポーターを悲しませてしまう結果に終わった。だから最後は勝って、みんなで笑って終わりたい。勝ったからといって何かを得られるわけではない。でもここで仮に負けて公式戦3連敗でシーズンが終わると、後半戦いいリズムで戦えていたことが記憶から消えてしまう。あとは来シーズンに向けての土台をしっかりさせるという意味でも、自分たちのサッカーを貫いて勝つことが目標になる」

 

MF 11 齋藤 学

「天皇杯の神戸戦は悔しい結果だった。チャンスはあったのに決めきれなかった。それはこの試合に限らず自分の課題だと思う。ここまで自己最多の7点取っているけど、今年はもっとたくさん点を取るチャンスがあった。1stステージで1点しか取れなかったことが響いた。2ndステージは6点取れているので、最後の試合も点を取って終わりたい。タイトルを獲れなかったことはサポーターに申し訳ないからこそ、最後くらいは勝ちたい」

 

GK 21 飯倉 大樹

「シー ズンが終わって試合がなくなってしまうのは寂しい。個人的なことを言うと、今年は数年ぶりにコンスタントに出場する機会を得て、自分の中でとても充実して いた。試合では勝つだけでなく負けたり失点したり、悔しい思いをする場面もある。でもすべてをトータルで考えると、ピッチに立っていないと味わえないこと ばかり。あとは松本戦が最終戦なので勝って、サポーターの方々と笑って終わりたい」

 

DF 5 ファビオ

「タ イトルは獲れなかったけど個人的にモチベーションを落とすことはない。今年はマリノスに加入してから初めてコンスタントに試合出場したシーズンだった。加 入当初から自分のプレーが通用する自信はあったけど、周りにはボンバー(中澤)や栗原(勇蔵)といった素晴らしい選手がいた。彼らを見て学ぶことがあった し、自分の成長につながった。今年は試合のリズムをつかんでプレーできて、コミュニケーションを深めることもできた」

 

 

 

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