中澤3「2年連続フルタイム出場」・齋藤2.5「課題を来年に持ち越した」・富樫-「来季以降はこの形が定番化するかも」[松本戦採点&短評]
【採点&短評】
※5が最高で1が最低。採点は0.5刻み。
GK 21 飯倉 大樹「3」
勇敢な姿勢でゴールマウスを飛び出し、クロスボールをキャッチする。守備範囲の広さはリーグ屈指で、この日も安定感があった。
DF 13 小林 祐三「3」
前半は果敢な攻撃参加を見せた。ゴールという収穫まであと少しだったが、最後の精度がいま一つ。守備はパーフェクトに終えた。
DF 22 中澤 佑二「3」
2年連続フルタイム出場を達成。一度目を達成するのにとても苦労したが、二度目は意外とすんなりできるもの。これも成功体験が与える好影響だろう。
DF 5 ファビオ「3」
中澤佑二とともに松本山雅に付け入る隙を与えなかった。リーチの長さを生かしたボール奪取は相変わらずで、攻撃の起点となる球出しも良かった。
DF 23 下平 匠「2.5」
自身初のフルタイム出場を達成した。しかしながらシーズン終盤はややパフォーマンスを落とし、この日もこれといった見せ場はなかった。
MF 14 熊谷 アンドリュー「3」
鹿島アントラーズ戦に続いて2試合連続先発。前節と比較して、前方向へのプレーを増やし、チームの攻撃を加速させた。この日のパフォーマンスを最低限にできればレギュラークラスだ。
MF 6 三門 雄大「3」
押し込んでいる状況だけにひと工夫ほしかったところ。展開力やミドルシュートの精度など、来年以降への課題が見つかったシーズン。
MF 39 アデミウソン「3」
開始2分のチャンスの場面でシュートではなく突破を選択。それからはやや空回り気味のプレーで、サポーターに歓喜を届けられなかった。
MF 10 中村 俊輔「3」
伊藤翔にピタリと合わせたCKはさすが。しかしその後は直接FKを含めて精度を欠いた。本来の破壊力はこんなものではないのだが。
MF 11 齋藤 学「2.5」
局面を動かずことはできても、打開するには至らず。決定的なシュートも相手GKに充ててしまい、課題を来年に持ち越した。
FW 16 伊藤 翔「2.5」
前後半で一度ずつあったヘディングでのゴールチャンスを、いずれも決めきれず。彼の日ではなかったということだが、痛恨だった。
FW 37 富樫 敬真「-」
後半途中から出場して伊藤翔と2トップを形成。この試合ではチャンスに恵まれなかったが、来季以降はこの形が定番化するかも。
監督 エリク・モンバエルツ「3」
交代カードの使用は1枚のみ。とはいえ出来はそれほど悪くなかっただけに、采配よりもピッチ内の選手が打開するべきだった。