移籍の決め手はチョウ監督からの国際電話 [端戸仁、湘南ベルマーレ移籍] 藤井雅彦
23日、マリノスを契約非更新となった端戸仁(25)が湘南ベルマーレへ完全移籍すると両クラブから発表された。端戸は2月の宮崎キャンプ中に右ひざ半月板を負傷し、今季のリーグ戦はわずか3試合の出場にとどまっていた。夏の移籍ウインドー期間ではモンテディオ山形から期限付き移籍でのオファーを受けており、本人は出場機会を求めての移籍に前向きだったが、最終的にクラブ間の交渉がまとまらなかった経緯がある。
フリーの立場となった端戸の下には、複数のクラブから正式オファーが届いた。最終的に正式オファーに発展したのは夏に続いての挙手となった山形、1年でのJ2降格となったが反町康治監督が続投する松本山雅、そして湘南の3クラブだった。そのなかから端戸が選んだクラブは、マリノスと同じ神奈川県に籍を置く湘南であった。
移籍先は選んだ決め手は何か。オファーをもらった端戸は同じマリノスの育成組織出身で、現在は湘南でプレーする武田英二郎に話を聞いたようだ。武田は今季なかなか出番を得ることができなかったが、それでも前向きにチームと、そしてチョウ・キジェ監督について語った。
「試合に出る、出られないとは関係なく、毎日が充実している」
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