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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

キーワードは指揮官の言葉の中にある『スペシャリスト』 [今季のチーム編成についてvol.6] 藤井雅彦

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新横浜地区に本拠地を移転してスタートした2016シーズンは、1月11日にJ1最速で始動してから2日が経過した。長期離脱を余儀なくされている中島賢星のみ不在で、右ひざの状態が万全ではない仲川輝人は別メニュー調整となっている。彼らを除く26人、フィールドプレーヤーは22人がトレーニングを行っている。

以下、1月12日現在で所属する全選手である。

 

GK:榎本哲也、飯倉大樹、(高橋拓也)、田口潤人

CB:中澤佑二、栗原勇蔵、ファビオ、北谷史孝、(新井一耀)、(パク・ジョンス)

右SB:小林祐三、(金井貢史)

左SB:下平匠

ボランチ:中町公祐、兵藤慎剛、三門雄大、喜田拓也

右MF:天野純、仲川輝人、(前田直輝)

左MF:齋藤学、(遠藤渓太)

トップ下:中村俊輔、中島賢星

1トップ:ラフィーニャ、伊藤翔、(富樫敬真)、(和田昌士)

 

以上、計28人。登録別に分類するとGKが4選手、DFが9選手、MFが11選手、FWが4選手というバランスになる(すべて年齢順で()は新加入選手)。

始動日にMF藤本淳吾(ガンバ大阪へ完全移籍)、MF佐藤優平(モンテディオ山形へ完全移籍)、MF熊谷アンドリュー(ツエーゲン金沢へ期限付き移籍)と3選手の放出が発表された。いずれもエリク・モンバエルツ体制下で出場機会が限られていた選手で、それぞれが新天地に活躍の場を求めた。彼らには温かいエールを送るのみである。

これで当初の予定通りの「28人前後」という保有人数になったわけだが、現時点では戦力ダウンしている印象が否めない。その最たる原因は、言うまでもなくアデミウソンの退団だ。

若きブラジル人アタッカーはチームトップスコアラーであると同時に、一人で局面打開できる稀有な能力を持っていた。砕いた表現を使うならば、困ったときはアデミウソンにボールを預ければなんとかしてくれた。中村俊輔も「アデは一人でボールを運んで取られない」とその価値を語っている。彼が2列目の右サイドでボールを持ち、単独で局面を打開してくれたからこそ、齋藤学はゴール前の仕事に専念できたという見方もある。

アデミウソンの退団とその後について、現場を預かるモンバエルツ監督はさばさばとした表情でこんな言葉を発した。
「彼の存在は大きかった。だからチームを補強したいと思っている。それはクラブと話し合いながら進めること。いまのメンバー+αで補強がある。でも、いまいるメンバーにも可能性はある。たとえば前田。彼はポリバレントな選手で、FWもできる。前のいくつかのポジションをできるし、練習でそのクオリティを示している。ただ、スペシャリストも必要。アデミウソンの穴を埋めるのは簡単ではない」

まるで、これから新たに選手を獲得することが決まっているかのような口ぶりだ。

 

 

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