「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「キャンプはきついけど楽しい」(和田)・「チームとして大きなけが人が出ていないのはいいこと」(兵藤) [沖縄キャンプ・コメント]

 

【コメント】
エリク モンバエルツ 監督

「トレーニングに対する選手の姿勢にはとても満足している。一生懸命やっているし、クオリティも高い。いまはまだ始動から3週目だけど、選手たちは私の要求に応えてくれている。キャンプの目的としてはフィジカルコンディションを上げることと戦術的な部分を高めるという二つの目的がある。フィジカル面に関しては瞬発系と持久系のトレーニングを両方行っている。戦術面では、今日はポゼッションもやった。このキャンプは強度と量と回復をバランスよく行わなければいけない。毎回2部練習をやると、強度を保てず、回復もできない。だから明日の午後は多くの選手をオフにした。若い選手はトレーニングするが、そこでの強度もあまり高くない予定だ」

DF 13 小林 祐三

「本 当は年齢を重ねるごとにオフの自主トレの量を増やすべきかもしれないけど、自分の場合は年々動く量が減っている。体よりも気持ちを休ませることに専念して いる感じ。と言っても最低限の準備はしてきているし、練習が始まったら自然と体を動かすことになるので問題ない。だからいまの状態はいい意味で普通。例年 とあまり変わらない状態で来ていると思うし、ここでペースを上げすぎてもいけない。開幕を見据えてコンディションを作っている」

DF 22 中澤 佑二

「オフの間はずっと走っていた。生まれて初めて自主トレで1日15キロ走った日もあった。12月いっぱいはそれを続けていたので、もしかしたら12月だけで150キロくらい走っているかもしれない。ペースは早くないジョギングだけど、ずっと動いていた。完全に休んだのは1月1日と、チームが始動する直前の土日の計3日間だけ。今年はキャンプインした時点で始動から2週間経っている。でも今年も沖縄ですごく走っている。そういうサッカーをするためだと思う。ただ、開幕まであと5週間あるし、徐々に上げていけばいい。キャンプはコンディションを上げることとボールフィーリングを確かめることが重要」

 

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MF 7 兵藤 慎剛

「順調に疲れている(笑)。でもチームとして大きなけが人が出ていないのはいいことだし、全員できつい練習を雰囲気よくやれている。徐々に練習の強度が上がっているので、それに体を慣れさせないといけない。個人的には体のキレがまだまだ足りない。開幕までまだ4週間半あるし、このあとは宮崎キャンプもある。沖縄キャンプはフィジカルがメインになって、宮崎では実戦的な練習が多くなると思う。そこでいいアピールができるように仕上げていきたい」

 

FW 14 和田 昌士

「去年の宮崎キャンプは最後の練習試合だけ参加したので、実質的には今回のキャンプが初めてだと思う。キャンプはきついけど楽しい。かなり走っているので足に疲労が溜まっているけど、ここを頑張れば体力がつくと思ってやっている。ボールを使った練習では、もっと判断を早くしていきたい。守備のときは思い切りチャレンジすることを意識しているし、そういうところで委縮したり遠慮していたら意味がない。プロになったら年齢は関係ないので、ガンガンやっていきたい」

 

 

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