「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

新外国人選手マルティノス加入、そして下條本部長の退任、スポーティングダイレクターにアイザック・ドル氏就任

 

マリノスは25日、キュラソー代表のオランダ人FWマルティノスをルーマニア1部ボトシャニから完全移籍で獲得したと発表した。マルティノスは23日に来日し、翌24日にメディカルチェックを実施。そしてリリース当日の25日からさっそく全体練習に合流し、リーグ戦に出場する組に混ざってフルメニューをこなした。

キュラソー代表という聞き慣れない響きだが、もともとはオランダU-16U-17U-18の世代別代表に選出された経歴を持つ。その後にオランダ王国構成国のキュラソー代表を選択し、現在までに国際Aマッチ3試合に出場している。ちなみにキュラソー島の場所はベネズエラの北60kmに位置する島国だという。

まずは選手の基本スペックから。登録は183cm70kgだが、間近で見た印象はその数字よりも身長が高く見える。スラリとした体型で、後ろから見ると頭の形が元フランス代表のアンリそっくりだ。利き足は左で、ボール回しでは正確なキックを披露していた。練習メニューの影響もあるが、足元でボールを受けるシーンが多く、キックの際の力強いインパクトが印象的だ。

ポジションについては「自分は右サイドのウイングの選手」と話した。これまで在籍していたクラブでは3トップの右ウイングを務めていたようで、まさしくオランダ人のウインガーである。エリク・モンバエルツ監督は「11番、10番、7番の3つができると思う。9番のポジションの選手ではない」と話す。つまり2列目の3つのポジションでの起用が濃厚だ。

その後、『ゴールとアシストのどちらが好きか?』という問いに対して、以下のように答えてくれた。

 

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