「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

富樫「自分は点でしかアピールできない」・前田「試合勘が戻っていない」・仲川「70分くらいから下半身がつってしまった」 [柏戦後コメント]

 

【試合を終えて】

エリク・モンバエルツ 監督

「両チームにたくさんのチャンスがあるゲームだった。後半は少なくとも12点取れる内容だったと思う。ただ、今日のゲームを左右したのはセットプレーの守備のところだった」

 

MF 25 前田 直輝

「最初のシュートを決めないといけなかったけど、その流れでゴールが決まってよかった。自分が反転するスピードが遅くてビックリしたし、腰が回っていないのでファーサイドに蹴れなかった。そのあとドリブルで仕掛けた場面もやりきれなかった。全体的に精度が足りなかった。まだ試合勘が戻っていないし、対人のところでのキレも足りない。もっと向上させないといけない部分はわかっているので、日々の練習から取り組んでいかないといけない」

 

 

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DF 4 栗原 勇蔵

「フロンターレ戦よりもチャンスをたくさん作れた。ただ、失点のところで問題があって、1失点目は譲り合ってしまうような感じだった。セットプレーからの失点もゾーンみたいに守っていたところでやられてしまった。自分の場所だった部分もあるし、そこは反省しないといけない。(新井)一耀はボランチで迷いながらプレーしていたけど、初めてのポジションなので仕方ない。みんなやることはやっていたので、次につなげたい」

 

GK 1 榎本 哲也

「先制点を早く取れたせいか、ホッとした部分があったかもしれない。本当はそういうところでしっかり気を引き締めないといけないけど、それができなかった。1失点目の時間帯も悪かった。あれでチーム全体がガクッときた。シューターにうまくタイミングを外されてしまった。あれは止めないといけない。あれを止めれば流れを変えることができた。他力本願ではなく自分の力でセーブできる場面だった」

 

MF 19 仲川 輝人

「自分にとってはけがから復帰して初めての90分だった。70分くらいから下半身がつってしまった、前半の接触プレーで右足首も痛めていた。どうにか最後までプレーできたという感じ。それでもチャンスはあったので決めないといけない。前半は(富樫)敬真とのワンツーから抜け出して、これまでああいう場面を決めてきた。GKが前に出てきたのでボールを浮かしたけど当たってしまった。後半のボレーシュートはうまく当てられず、左足のシュートはシュータリングのような感じだった。しっかり振り切ってもよかった。自分の良さは出せたけど、決められなかったのでダメ」

 

FW 17 富樫 敬真

「こぼれ球はずっと狙うようにして、続けたことでうまく反応できた。(前田)直輝は打つとわかった。いい準備ができて押し込めたでもチームとしては2点以上必要な流れだった。2点目を取れないのがいまの実力。(五輪代表候補合宿へのアピールについて)意識はしていなかったけど、いい入り方ができた。プレッシャーは感じていなかった。自分は点でしかアピールできないと思っている。でも点を取ってもチームが勝たないと意味がない。まだ週末のリーグ戦もある。今日負けたメンバーもリーグ戦に向けて切り替えるしかない」

 

 

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