「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「アカデミーの選手も途中から出る」(モンバエルツ)・「去年から試合をしていない。今の体の状況でどこまでできるか」(中島) [福岡戦前コメント]

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「5人が代表活動で抜けて非常に人数が少ない。全員でこの連戦を乗り切らないといけない。その中で、いまできる限りのいいチームで臨む。試合時間を考慮してメンバーチェンジしなければいけないし、何人かの選手はゲーム時間を考慮してプレーさせる。(中島について)トップ下のポジションなので、ボランチと前のつなぎ目として機能してほしい。相手のラインの間で高いポジションを取り、フィニッシュの部分にも関わってほしい。

 中村と中澤は週1回の試合と考えている。マルティノスはけがから復帰したばかりで、まだフィジカルトレーニングが必要だ。下平は内転筋に疲労がたまっているし、中町にも疲労がある。彼ら5人はベンチにも入らないだろう。齋藤、伊藤、パク・ジョンスがベンチに入る。齋藤は途中から出るかもしれない。伊藤もスタートはないが、途中から出るかもしれない。明日はアカデミーの選手も途中から出ると思う」

MF 6 三門 雄大

「出場するのはナビスコカップのフロンターレ戦以来になる。けがはもう大丈夫。テル(仲川)や(中島)賢星に気持ち良くプレーさせたい。テルはサイドでボールを持てば違いを生み出せる。ミスするかもしれないけどサイドチェンジを狙っていきたい。賢星はトップ下で前を向くプレーを練習しているので、それを出させたい。みんなで溜まっている鬱憤をエネルギーに変えて戦いたい。自分としても期するものがあるし、試合に出られない時間でサッカーを一生懸命やることを再確認できた」

 

 

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DF 4 栗原 勇蔵

「ナビスコカップの場合、毎回メンバーが変わる難しさはある。しかもチームとしての練習時間は試合前日に少しやるだけ。その中でもプロなのでしっかりプレーしないといけない。自分のような年長選手が声を出してチームをまとめることが大事になる。鹿島戦は70分くらいしか出場していないので疲れはない。それに自分はこのくらいの試合間隔のほうがリズムに乗ってプレーできる。リーグ戦のことは一度忘れて、明日の試合に集中したい」

 

GK 1 榎本 哲也

「こういう状況で勝てれば個人としての評価も高まる。チームとして耐える時間が長くなるかもしれないけど、それは仕方ないこと。ナビスコカップに出場するメンバーは毎回少しずつ違う。でも、その中でも一致団結して戦えていると思うし、明日の試合でも一体感が重要になる。(飯倉)大樹が鹿島戦でけがしたことは関係ない。週末のリーグ戦のこともいまは考えていない。とにかく明日の福岡戦で結果を出して、いいアピールの場にしたい」

 

MF 26 中島 賢星

「去年から試合をしていないので、今の体の状況でどこまでできるか。90分持たせようとは思っていない。できるところまでハードワークする。手術はサッカー人生で初めてだった。いつ痛みが出るかわからなくて頻度も多くなっていた。チャンスをつかみそうなときにけがをしたら信頼を失うと思って手術した。日程が決まったときに福岡戦を目標にした。自分のポジションは定まっていないと思う。練習ではSBやボランチをやっている。でも僕がやりたいポジションはトップ下。チャンスがあればアピールしたい」

 

DF 15 新井 一耀

「リーグ戦とナビスコカップでは雰囲気が全然違う。リーグ戦に先発で出場したことは、自分にとっていい経験になった。その経験を生かした明日の試合を戦いたい。緊張はすると思う。でも、いい緊張感を持ちながらプレーすることが大事。(栗原)勇蔵さんとはずっと一緒にプレーしているし、前にはヒョウさん(兵藤)やミカさん(三門)もいる。チームとして結果を出さないと個人の評価も上がらないので、とにかく試合に勝ちたい」

 

 

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