「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

伊藤翔や齋藤学の決定力に6試合ぶりの勝ち点3が懸かっている [1st13節神戸戦プレビュー]

チームは試合前日から関西地方に遠征し、前日練習を行った。そのため本試合は、試合前コメントを掲載できないことをご了承願いたい。

ヴィッセル神戸戦に臨むメンバーだが、前節・鹿島アントラーズ戦から大きな変更はないだろう。依然として富樫敬真、喜田拓也、前田直輝の3選手はU-23日本代表に招集されているため不在で、U-19日本代表の遠藤渓太と和田昌士も同様にいない。鹿島戦のメンバー18人を見ると、富樫、前田、遠藤の3選手はベンチ入りしていた(喜田は累積による出場停止)ため、新たに3選手がベンチ入りすることになる。

その3選手の人選はポジションバランスを見つつ、水曜日のナビスコカップ・アビスパ福岡戦が参考資料となる。まず実績と信頼ある三門雄大は久しぶりにリーグ戦のベンチに入るのではないか。右SBのバックアッパーという意味合いもある。そして天野純、仲川輝人、中島賢星の3選手から2選手をチョイスする作業だ。

 

 

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ただし最後尾のGKは先発変更の可能性が高い。開幕からゴールマウスを守ってきた飯倉大樹は鹿島戦の序盤に右ひざを負傷し、以降は別メニュー調整を続けている。代わってゴールマウスを守る榎本はナビスコカップで常に安定したパフォーマンスを見せている。実績と経験を兼ね備えている選手だけに不安はない。

福岡戦後、エリク・モンバエルツ監督は「3日おきに試合がある。いまいるメンバーをうまくマネジメントしなければいけない」と話していた。その言葉どおり、福岡戦ではいつものように大幅にメンバーを入れ替え、神戸戦を含めて3連戦になる栗原勇蔵と小林祐三は後半に入った早いタイミングでお役御免となった。

コンディション面については最善の努力をしている。あとは鹿島戦や福岡戦のようにチャンスを作り、最終局面で決めきるのみ。伊藤翔や齋藤学の決定力に6試合ぶりの勝ち点3が懸かっている。

 

 

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