「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ここで出番が来るのかとビックリしてる」(中澤)・「マルティノスがどんなプレーをするか楽しみ」(モンバエルツ) [新潟戦前コメント]

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「基本的な考え方は先週と同じだが、今週はアカデミーの選手がいないという違いがある。リーグ戦とカップ戦のバランスを取りながら、カップ戦で勝ち上がることを考えてメンバーを決めたい。ボンバー(中澤)は38歳だが、我々のチームの一人だ。ただプレー時間はバランスを取りながら決めたい。DFはFWやMFほどプレー強度が高くない。ファビオはようやく全体練習に合流したばかり。試合はまだ無理だ。何回かトレーニングを行ってから、週末の試合についてはあらためて考えていく。

(マルティノスの起用ポジションについて)これまでサイドのポジションで起用していたが、ほかのポジションをやっていくことも必要だ。(天野)純とゲームの流れの中で入れ替わることもあるだろう。マルティノスはスピードを生かして前で数的優位を作ることができる。それに運動量もある。このポジションで彼がどんなプレーをするか楽しみにしている。別の攻撃のオプションになることを期待している」

 

MF 6 三門 雄大

「去年のリーグ戦ではスタメンとして新潟に帰ることができてうれしかった。でも今年のリーグ戦では出場できず悔しかった。僕にとって、あのピッチは特別。あのピッチで新潟の選手としのぎを削り、勝負ができるのは本当に楽しみなこと。今回出るかもしれない増田とは一緒に練習していたし、成長した姿を見せてほしい。もちろん自分も負けていられない。90分間ガッツリ走りたい。

 (パク)ジョンスは頑張っているし、マチくん(中町)も結果を残している。悔しい気持ちはあるけど、自分の実力不足を認めて、しっかり練習していくだけ。でも練習試合がない中で、ナビスコカップでも自分のポジションでプレーできないのは正直悔しい。前回のナビスコも途中から右SBだったし、神戸戦ではトップ下で途中出場した。いろいろなポジションをできるのはいいことだけど器用貧乏にはなりたくない。でも、これは周りの選手とは関係ないこと。(天野)純との縦関係は楽しみだし、彼の守備の負担を減らして、攻撃でも外を回ってどんどん出て行きたい」

 

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MF 20 マルティノス

「今回は10番のポジションでプレーすると思うが、流れの中で自由に動いていいと言われている。だからポジションは合ってないようなもの(笑)。ジュニアのときはトップ下だったけど、それからはサイドでプレーしている。でも前に所属していたクラブではサイドだったけど中央に入ってプレーすることも多かった。自分は累積で週末のリーグ戦には出られないし、その次の試合に向けてもここでしっかりプレーする必要がある」

GK 1 榎本 哲也

「神戸戦は久しぶりの試合だったけど特に緊張はなかった。自分が出場した中で完封勝利を飾れたのは良かったし、自分はあれ以上の仕事をできない。もう33歳だし、これまでそれなりに経験を積んできたつもり。それをいい形で出せたのかなと。これまでのナビスコカップに出場するときのほうが前のめりになっていたかもしれない(苦笑)。リーグ戦とはメンバーを入れ替えてここまで戦ってきて、決勝トーナメントに進出するチャンスもある。新潟戦でもこのチームで戦って結果を出したい」

MF 18 遠藤 渓太

「(U-19日本代表での韓国遠征について)たくさん試合に出ることができて楽しかった。若いので疲れはない。ただ結果を残せなかった。U-20の世界大会に出場することで、今回の遠征がいい経験になったと言えるようにしたい。(SBでの起用について)新潟戦ではもしかしたら途中からSBで出るかもしれない。リーグ戦で途中からそのポジションに入ったことはあるけど、それはビハインドの展開だったから。普通の状態でSBをやったことはない。どうしてもサイドMFの感覚でプレーしてしまうけど、試合の中で慣れていきたい」

 

DF 22 中澤 佑二

「アウェイ遠征のあるここで出番が来るのかとビックリしているけど、中3日あるので問題ない。いまチームは公式戦2連勝とようやく少しずつ本来のリズムを取り戻してきた。このまま連勝街道を走ることで波に乗っていきたい。相手もリーグ戦からメンバーを変更するかもしれないし、ウチも普段あまり一緒にやっていないメンバーだけど、総力戦で戦いたい」

 

 

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