「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「セットプレーはウチの武器」(中町)・「手ごたえはある」(喜田)・「攻撃のバリエーションが必要」(兵藤) [大宮戦後コメント]

 

 

【試合を終えて】

エリク・モンバエルツ 監督

「自分たちの描いたプランでゲームをできたと思う。たくさんチャンスを作っていたし、ゲームをコントロールしながらプレーできた。ただ、フィニッシュのところでリアリティが足りず、得点に結びつけることができなかった。相手のGKも素晴らしいパフォーマンスだったので、得点することができなかった」

 

MF 7 兵藤 慎剛

「そのままシュンさん(中村)のポジションに入った。流れの中からゴールを決めないといけない展開だったけど、ラスト3分の1でのテンポがもう少し必要。選手の距離が遠いので、強弱をつけたパス交換があまりない。個人のスピードでチャンスを作れている場面はあるけど、それだけでは足りない。失点シーン以外はあまりやられていないので、もったいない試合だった。終盤、相手は引いていたので(遠藤)渓太あたりが仕掛ければCKを取れると思っていた。CKは前に引っかからないように真ん中からファーを狙って、マチ(中町)が折り返して(下平)匠が決めてくれた。ウチの強みで点を取れたのは良かったけど、もう少し攻撃のバリエーションが必要」

 

MF 8 中町 公祐

「前半からある程度いい展開になっていた。ディフェンスラインがボールをつなぐ位置が前節よりも数メートル高くなっていて、それだけでボール回しの質はかなり変わる。ディフェンスラインが下がるとボランチも下がらなければいけないし、そうなるとボールが効果的に回らない。自分自身ある程度高い位置でボールを触れたと思う。セットプレーはウチの武器。固まらなければある程度は勝てる。でも今日は流れの中からゴールを決めるチャンスがあった。ボールをつなぐ部分で手ごたえがあっただけに、ゴールして勝たなければいけなかった」

 

MF 28 喜田 拓也

CKからのこぼれ球は常に狙っていて、2本惜しい場面があった。シュートはどちらも枠をとらえていたと思うけど、1本は相手DFが多くて当たってしまい、ファビオに当たる不運もあった。でもこぼれ球の位置を予測するという面では良かったと思う。ビルドアップでもスムーズにボールを運べた。シュンさん(中村)とマチくん(中町)の位置を見ながらポジションを取ることができた。ボールを受けてからも前への意識を出せたと思うので、ある程度は自分の仕事ができていたという手ごたえはある」

 

 

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