2016年07月14日 18時03分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合を終えて】

エリク・モンバエルツ　監督

「試合の立ち上がりがよくなかった。疲労もあったと思う。特に守備への切り替えのところ、戻りのところがずいぶん遅かった。ただ、後半に（中村）俊輔が入ってからは、全く違う内容のゲームに変えることができたと思う。そして我々はフィジカル的にも強さ発揮することができて、このような結果につなげることができた」

――後半に中村選手が入ってから展開が変わったが、逆に中村がいないとうまくいかないのはチームの課題ではないか？

「俊輔に関しては、けがで十分なトレーニングができていなかった。いま、少しずつフィジカルの状態を整えているという状態。今日、彼はチームにとって決定的な働きをしてくれたと思う。特にビルドアップのところで彼のクオリティを十分に発揮して、チームに自信とビルドアップのクオリティ、攻撃のクオリティを引き出してくれた」

――次節は広島戦だが、とても良い状態で乗り込めるのではないか？

「この3連勝というのは、我々にとって自信になる。ただ、広島との一戦は非常に難しいゲームになると思う。今日の後半のようなプレーができれば、広島戦でも良い結果を出せると思っている」

MF 10 中村 俊輔

「監督は2トップをやりたいようなので。裏を狙うのはいいけど全体が間延びしていて、一人ひとりの距離が遠くなっていた。前半の10分くらいまではやられていたけど、そのあとはスペースの見つけ合いのような感じ。自分が入ってからはあまり下がらず前のほうでプレーしようと思っていた。今日勝った、ここが良かったから勝ったというのではなく、まだマリノスの哲学みたいなものがあるわけではない。自分がいる間にそれを作っていきたいと思う。（PKについて）相手は韓国代表のGKだと思うけど、リーチが長いしキックも良かった。1本目はやり直しだったので、2本目はコースを読まれてもいいから自分の間合いで蹴った。あの距離なので決めないといけない。1本目は中町さんがフライングしたらしい。家本さんは狙っていたかのように指を差したから。想定内です（笑）」

MF 20 マルティノス

「前半の最初はすごく難しい状況にさせられてしまった。でもなんとか自分たちのリズムをつかみ返すことができて、後半にゴールを奪って最後は逆転することができた。自分もカイケも新しく日本に来た選手で、2ndステージに入ってお互いやチームの特徴を理解でき始めていると思う。だから3連勝という結果が出ている。試合に勝つ、そしてそれを続けるということで自信がつくし、強くなっていく。これからもチーム全体が理解を深めて戦っていきたい」

GK 1 榎本 哲也

「今日、自分は何もしていない。2失点目の場面はスルーパスを出されてしまったけど、あのコースは自分が止めないといけない。どこを抜かれて失点したのかちょっとわからないけど、あれを止められない自分にすごく腹が立った。でも1点取ってからは逆転できそうな雰囲気があった。フィールドプレーヤーや、そういう雰囲気にしてくれたサポーターに感謝したい。今日は本当に何もしていないので、自分はありがとうという言葉しかない。今日勝てたことで次の広島戦がもっと重要になった」