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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

初黒星が、指揮官に大幅なメンバーチェンジを決断させたのかもしれない [2nd10節鹿島戦プレビュー]

 

前節の2ndステージ初黒星が、指揮官に大幅なメンバーチェンジを決断させたのかもしれない。そうでなくともマルティノスは累積警告で出場停止となり、FC東京戦で左太もも裏を痛めて途中交代した中町公祐はピッチに立つことができない。一方で喜田拓也が出場停止明けとなり、中盤の底に帰ってくる。

 その喜田とコンビを組むのは背番号7になりそうだ。兵藤慎剛にとってはリーグ戦10試合ぶりの先発で、1stステージ最終節のFC東京戦以来のスタメンとなる。今回はボランチという役回りだが、今季はどうにも居場所が定まらない。プロ入り後、最も苦しいシーズンを過ごしているように見える。それでも一切手を抜かずトレーニングに臨む姿勢は変わらず、大きく気落ちする様子も見せない。

試合に向けては「自分ひとりで結果を出せるわけではない。でも、まずは気概を出すことが大事。ひとりでもメンバーが代わればサッカーの内容も変わる。自分は周りと絡みながらチャンスを作ることが持ち味なので、そういうプレーを出したい」と意気込みを語った。攻守のつなぎ役として重要な仕事を任せたい。

また、マルティノスの出場停止によって右サイドハーフには遠藤渓太が入る。最近は齋藤学とマルティノスが一時期のキレを失い、それがチームの攻撃が弾け切らない一因となっていた。彼ら頼みであることは問題だが、この場面で起用される遠藤には快活なパフォーマンスが求められる。齋藤は木曜日の練習で左足首を負傷し、ここ数試合のプレーを見ると疲労も溜まっているように感じられる。だからこそ若い遠藤がフレッシュなパフォーマンスでチームを引っ張ってほしい。

そして前線は再び2トップに戻ることになりそうだ。

 

 

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  第7節・柏レイソル戦からは天野純をトップ下に置いた布陣で戦っていたが、このタイミングでカイケと伊藤翔のペアを選択する。これまで何度も記述しているようにカイケはセカンドトップタイプのFWであり、この組み合わせならば伊藤を最前線に置いてカイケは少し下がった位置でプレーできる。カイケと天野純の縦関係では、やはり前線のパワー不足は否めなかった。そのあたりでのてこ入れだ。

ただし前線の4枚にコンビネーションプレーを期待するのは酷というもの。一緒にプレーしている時間が少なく、縦パスを供給する側のボランチやCBとの連係も築けていない。ほとんどのプレーを即興で行うことになり、それがハマったときに決定機やゴールが生まれるだろう。ミスや停滞する時間帯が出てくるのを覚悟しながらの戦いになる。

加えて相手は強者・鹿島アントラーズだ。2ndステージこそ本調子ではないが、マリノス戦では常にハイパフォーマンスを発揮する習性がある。だからチーム状態に関係なく、鹿島は常に高い壁として立ちはだかる。FC東京戦と鹿島戦で、仮に2連敗したら本当に今季が終わってしまう。

終戦か、首の皮一枚つながるか。マリノスにとって瀬戸際の一戦だ。

 

 

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