「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「第1戦が終わってからすぐに第2戦のことを考えていた」(遠藤)・「シンプルにホームで勝つ」(中澤) [G大阪戦前コメント〕

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「(第1戦の結果について)どちらかというとガンバにとって好ましい結果だったと思う。でも内容は別の話だ。我々はクオリティを見せることができた。連動性ある攻撃はこれまでの試合の中でも良かったほうだと思う。ゴールがほしかったが、チャンスをたくさん作ることがゴールにつながる。その点では良かった。若い選手たちは動きながらプレーすることへの理解が早い。彼らは高いフィジカルを持っていて、それが連動性につながっている。

(チーム状態について)どこが相手でも勝つためにプレーしている。甲府戦での2点目は42本のパスがつながったが、3点目は7本のパスだった。つまりゴールするためにはいろいろなやり方があるということ。ガンバとの第1戦はカウンターが出せなかった。ガンバは守備への切り替えが早く、我々は(齋藤)学がいなかったことも影響していた。チームとしてのスピードが足りなかった。でも大事なのはスタイルを貫いてコンビネーションを出すことだ」

 

MF 28 喜田 拓也

「勝てば決勝へ行けるわけだからシンプルでいい。第1戦のパフォーマンスを次も出せるかどうかのほうが大事。(天野)純は縦パスの出し甲斐のある選手。スピードのあるパスのほうが良さを出せるので、どんどん出していきたい。先に失点しないことが大事で、前半は0-0でも悪くない。相手は点を取りに来ると思うので、少しずつ自分たちの土俵に持っていきたい。そこでの駆け引きや我慢が勝負の分かれ目になる。けが人が多くて(齋藤)学くんもいないけど、みんなで補い合うことで十分にカバーできる」

 

DF 13 小林 祐三

「仮に1点取られても3点取らなければいけないストレスはない。ただ失点しての引き分けは負けと同じなので、やっぱり勝ちが必要で、そのためにどうやって戦うか。第2戦をホームで戦えるのは有利だし、準々決勝の大宮戦と同じイメージ。今回も1-0で勝つ。1点取られても早く取り返したい。今年は自分がマリノスに来てから、ビハインドをはね返すエネルギーを一番感じる。実際に点を取り返せていると思う。点を取るのが早過ぎてもウチは守れる。メンタル的にも耐久性を持っている」

GK 1 榎本 哲也

「第1戦が終わってからすぐに第2戦のことを考えていた。条件はいろいろあるけど、一番シンプルなのはウチが勝つこと。スコアは関係なく、勝てば決勝に進める。だから深く考えるのはスコアが動き始めてからだと思う。自分の仕事はとにかく失点しないこと。その上で攻撃陣が1点取ってくれるのを待つだけ。(栗原)勇蔵がけがをしてしまったのは残念だけど、守備陣への信頼は変わらない。決勝の舞台に進んで、タイトルを獲りたい」

 

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DF 22 中澤 佑二

「シンプルにホームで勝つということ。そうすれば決勝に進めるわけだから。ガンバはヤット(遠藤)が入ることで攻撃にバリエーションが生まれる。常に警戒しなければいけない選手だし、不必要なファウルでセットプレーを与えるとピンチになる。タイトルを狙える機会は限られているので、チャンスを生かしたい気持ちは強い。けが人が多いけど、チーム全体で戦う」

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