「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

プロフェッショナルを表現した宮崎での5日間 [宮崎キャンプ総括レポート]

 

16日、マリノスは5日間に渡る宮崎キャンプを打ち上げた。最終日は気温こそ13度前後とやや低めだが、雲一つない快晴に恵まれた。

前日に練習試合を行ったため、この日は軽めのメニューのみ。ウォーミングアップに続いて2グループに分かれてのボール回しで汗を流し、最後は和気あいあいとした雰囲気でサッカーテニスに興じた。至るところから笑い声が聞こえてくる良いムードのまま、キャンプ中の全行程を終えた。

離脱選手のおさらいをしておくと、栗原勇蔵と下平匠は依然として別メニュー調整で、ガンバ戦出場は難しい。肩を痛めている飯倉大樹はGK練習に部分合流しているが、来週の試合は微妙だ。体調不良のパク・ジョンスは復帰の目処が立たず、伊藤翔は左足首の負傷と体調不良が重なり、今キャンプ中は一度もグラウンドに出られなかった。

一方で、明るい話題もある。前日から別メニュー調整でグラウンドに姿を現した榎本哲也と小林祐三が、この日からチーム本隊に合流。フルメニューを消化し、復調をアピールした。小林は主に腹痛などに悩まされ、榎本は発熱に苦しんだというように、それぞれの症状は違ったようだ。

契約満了が決まっている小林にとっては、マリノスでのラストキャンプとなった。最終日の練習後、「体調を崩していなければ、楽しかったと思う」と悔しそうに口を開いた。中町と相部屋だったが、体調不良を考慮して2日目から単独部屋に。盟友とともにできる貴重な時間が減ってしまい、たった一人で悶々とした時間を過ごすこととなった。

 

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