「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「来年以降も選手としてサッカーを続けていくことを決めた」(小林)・「海外からのオファーもある」(マルティノス) 他 [天皇杯ガンバ戦前コメント]

 

 

DF 13 小林 祐三

「自分は試合になったらベストを尽くすだけ。ただ、自分一人でどうにかなる問題でもない。チームとしてしっかり戦わなければ勝つことはできない。その中で自分は自分ができるベストを尽くす。それしかできないので。最近、来年以降も選手としてサッカーを続けていくことを決めた。サッカー界以外やサッカー界だとしても選手以外のステージのほうが自分の良さが出るかもしれないと考えたこともあった。でもオフにいろいろな人にあって、その人たちを裏切れないと思った」

 

MF 11 齋藤 学

「ガンバとは今年5回目の対戦。ここまで1勝3分なのでウチに分がある。前回の試合から1ヵ月以上空いてしまって、緊張感を保って練習することが難しかった。最初の20分くらいは試合のリズムをつかめないかもしれない。その時間に先制されると苦しくなるけど、それは相手も同じこと。ヤットさん(遠藤保仁)と倉田のところで時間ができるので、そこをつぶさないといけない。ベストイレブンはチームメートのおかげ。今年1年間の成果だけど、自分としては通過点だと思っている」

 

DF 15 新井 一耀

「自分はCBとして長くやっていきたい。だからそのポジションでどれくらいできるか、今年の成果というか集大成を結果で出したい。シーズンの初めはプロのフィジカルとスピードに戸惑ったけど、少しずつ慣れてきた。(中澤)佑二さんが隣にいて、心強いし便りになる存在。佑二さんはDFといてフィジカルが強いだけでなく、読みの部分もすごい。シュートブロックの数が多いのはマグレではなく、経験値が高くて相手のプレーを見えているから。ガンバにはアデミウソン選手という素晴らしい選手がいる。ファーストプレーが大事になる」

 

 

下バナー

 

MF 29 天野 純

「どんな内容でもいいからとにかく勝つ。一発勝負だからそれだけを意識する。我慢する時間をしっかり耐えて、セットプレー一発でもいいから勝ちたい。ガンバは前からプレッシャーをかけてくる。そのぶんバイタルエリアが空く場面もある。プレッシャーにビビることなく、しっかりボールをつなぐことが大事。自分とキー坊のところで逃げるのではなく、相手を一枚はがしたい。それができればビッグチャンスになる。逃げたら自分の成長にもならないし、チームとしてもチャンスにならない」

 

DF 24 金井 貢史

「チームを取り巻く状況はいろいろあるけど、オレはとにかくこの試合に勝ちたい。天皇杯はタイトルに近い大会で、あと3つ勝てば優勝できる。心身ともに難しい状況だけど、この機会をチャンスと捉えたい。ガンバとはリーグ戦含めて5回目の対戦だけど、ルヴァンカップ準決勝では2引き分けなのに敗退になった。その悔しさを天皇杯にぶつけて、今度こそ借りを返したい。引き分けはないゲームで、延長戦やPKで決着をつけられるのは良いこと」

 

FW 20 マルティノス

「最近は週末がオフになっていることが多かったので、試合に向けて気持ちを高めていくのが難しい状況ではある。でもみんなで勝つためにトレーニングしてきた。ガンバとは今シーズン5回目の対戦だけど、ここまで1勝3分と負けていない。だから良いイメージを持って試合に臨める。自信を持って戦うことが大事だ。日本の冬は寒いが、オランダの冬のほうが寒いので大丈夫。来年のことはまだわからない。海外からのオファーもあるが、日本に慣れてきたところなので日本でやりたい気持ちはある」

 

MF 25 前田 直輝

「今シーズンからマリノスに加入して、大きな壁にぶつかった。でも終盤は少しずつ試合に出られるようになって、それを今後のサッカー人生につなげたい。次の試合でもチャンスをもらえるなら、それを生かすも殺すも自分次第。いまのチームのやり方だとサイドよりもトップ下のほうがいいかもしれない。ボールを触ることでリズムが出るので、迷子気味でもトップ下は楽しい。個人的にはシュンさん(中村)と同じピッチでサッカーがしたい」

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ