「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

富樫「この選手がゴールを決めるときは、すべてファーストタッチが素晴らしい」・扇原「ライバルにはない色をしっかり見せた」[バンコク戦短評]

 

【短評】
※プレシーズンは短評のみ

 

GK 21 飯倉 大樹

敵の間を射抜く鋭いインサイドパスはさすが。久しぶりのゲームでも終始落ち着いてプレーした。

DF 27 松原 健

プレー機会こそ少なかったが、ファーストタッチでスムーズに前を向き、判断良く縦パスを供給するプレーに可能性を感じさせた。

DF 15 新井 一耀

勇気を持った前方向へのパスは天皇杯の延長線上にある。あとはさらに精度を高めていきたい。ミスを恐れず続けなければいけない。

DF 2 パク ジョンス

高野と息が合わない場面があったのは仕方ない。ボールホルダーの状況でポジションを細かく修正していた。

DF 28 高野 遼

迷いなくワンステップで対角線にロングキックできるのは他者にはない強み。守備意識とポジショニングを突き詰めたい。

MF 8 中町 公祐

今季初の対外試合にキャプテンマークを巻いて出場。周囲にマメに声をかけつつ、自身は試運転の前半45分となった。

MF 26 中島 賢星

レジスタとしての才能を開花させつつある。ゴールを記録したのはトップ下に移った後半だが、両足ともに強いインパクトでボールを蹴ることができるのは大きな武器。

 

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MF 25 前田 直輝

右サイドをえぐるなどしてチャンスを作ったが、ボール関与は相変わらず少ない。現行のスタイルではサイドMFでは難しいかも…。

MF 14 天野 純

昨季後半に試合出場を重ねたことで、守備への意識は格段に高まった。オフェンス面は少しおとなしかった。

MF 18 遠藤 渓太

初速スピードの違いで対面の相手をぶっちぎる。フィニッシュ精度には依然として課題を残す。

FW 17 富樫 敬真

さすがの勝負強さを発揮して今年のゴール第1号に。この選手がゴールを決めるときは、すべてファーストタッチが素晴らしい。

DF 22 中澤 佑二

始動日から9日目での対外試合はさすがに無理がある。開幕は1ヵ月後だから問題ない。

MF 5 喜田 拓也

前日練習に参加できないハンディキャップを背負いながらも、守備では鋭い出足を見せた。

MF 6 扇原 貴宏

2点目の起点となり、3点目は仲川のゴールを見事にアシスト。ライバルにはない色をしっかり見せた。

DF 24 山中 亮輔

この試合では左MFとして後半45分の出場。たまに見せる突破力はジョーカーとしての適性も感じさせた。

DF 13 金井 貢史

前日練習で右足首を負傷したが、試合では問題なくプレー。展開の事情もあり攻撃参加は少なめ。

FW 19 仲川 輝人

裏に抜け出し、GKとの1対1を冷静に決める。最も得意とする形でのゴールは、何よりも自身を安堵させた。

MF 35 吉尾 海夏

右MFとして後半途中から出場した、これといった見せ場はなし。遠慮せずに自分をアピールすべきだ。

監督 エリク・モンバエルツ

2試合トータルで考えて選手個々の出場時間を配分。ゼロからのスタートではなく、少なからずベースはできつつある。

 

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