「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ダビド・バブンスキーとミロシュ・デゲネク加入。元気に練習フルメニューを消化。

 

 

30日、横浜F・マリノスはMFダビド・バブンスキーとDFミロシュ・デゲネクの2選手が加入内定したことを発表した。両選手の加入によって外国籍選手枠の4枠+アジア枠1枠(実質的には3+2の構成)が埋まり、利重孝夫チーム統括本部長は「今オフの編成の終わり」と明かした。

マケドニア国籍のバブンスキーは既報のとおりタイキャンプにも帯同しており、すでに持ち前のテクニックを見せている。トップ下や1.5列目といったセンターラインの攻撃的なポジションが得意で、バルセロナの育成組織育ちらしくスキルフルなプレーが特徴。自身のストロングポイントについては「自分は小さな頃からバルセロで育っているので、バルセロナのDNAで育っている」とほほ笑んだ。

デゲネクはクロアチア生まれのオーストラリア国籍で、同国代表でプレーした経験もある。本来のポジションはCBだが、右SBやボランチもこなす「ポリバレントな選手」(エリク・モンバエルツ監督)だ。今オフ、マリノスはCBの補強に立て続けに失敗しており、外国籍枠を使用して最終ラインの強化に乗り出した。守備力だけでなくビルドアップに関わる技術が高いことも獲得に至った経緯にある。

この日、16日の始動日から合流しているウーゴ・ヴィエイラとともにグラウンドに現れ、途中から別メニューとなったウーゴ・ヴィエイラとは対照的に2選手は元気にフルメニューをこなした。さらに居残りでボールを蹴るなどコンディションは悪くなさそう。宮崎キャンプ後半に予定されている練習試合が実戦デビューとなりそうだ。

 

 

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tags: ダビド・バブンスキー ミロシュ・デゲネク

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