「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

今季キャプテンについてモンバエルツは語る 「マリノスのように歴史のあるクラブは、マリノスのことをよく知っている選手がいい」 [宮崎キャンプ2日目レポート]

 

 

キャンプ2日目は午前・午後の二部練習が行われた。この日から栗原勇蔵、伊藤翔、ウーゴ・ヴィエイラの3選手もフル合流を果たし、徐々にサッカー選手の体に戻りつつある栗原は「体中のいろいろな筋肉が痛い」が苦笑い。本来のフィジカル能力や試合勘を取り戻すにはもうしばらく時間がかかりそうだが、そこは経験と実績ある“ベテラン”を信じよう。期待のウーゴ・ヴィエイラもゲーム形式の練習ではニアサイドに飛びこんでのダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、得点感覚の一端を見せていた。

午前中はサーキットトレーニングや8対8を精力的にこなし、午後はいよいよ10対10のフォーメーション練習に進んだ。この時期はさまざまな組み合わせを試す時期でもあり、主力組と控え組といった概念は存在しない。ちなみにフォーメーション練習では中澤佑二がミロシュ・デゲネクとCBでコンビを組み、もう一つのチームでは栗原が右SB松原健と会話しながら連係を確認していた。

一つ気がかりなのは、この日のトレーニングに姿を現さなかった喜田拓也の状態だ。前日練習まではフルメニューをこなしていたが、どうやらその最中に筋肉系の故障があった模様。詳細については明らかになっていないが、宮崎キャンプ中の復帰は難しいかもしれない。主眼を置くべきはリーグ戦開幕に間に合うかどうか。エリク・モンバエルツ監督就任以降の過去2年はボランチの主軸を務めただけに、早期復帰が望まれる。

 

 

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