新人研修を終えた高野遼、原田岳、吉尾海夏のルーキー3選手が合流 [宮崎キャンプ5日目レポート]
11日間に及ぶ宮崎キャンプも中盤戦に突入してきた。5日目のトレーニングからは、2泊3日のJリーグ新人研修を終えた高野遼、原田岳、吉尾海夏のルーキー3選手が合流。さっそく午前・午後の二部練習に加わり、フルメニューをこなした。
今日の練習について触れると、午前はフィジカル要素も交えながら普段より少し短めのトレーニングを行い、午後は戦術トレーニングに時間を割いた。戦術トレーニングといっても内容はさまざまだが、今回の場合は攻守両面で細かくポジショニングを確認。ビルドアップ時のスタートポジション、ボールがサイドに出たときにどの位置までスライドするか、などなど。シチュエーションに合わせたポジショニングと連係を確かめた。
その中で変化が見えてくる。昨季までと明らかに違うのは選手同士のディスカッションの多さである。ワンプレーごとに選手がコミュニケーションをとり、給水タイムのわずかな時間を利用して互いに確認し合う。中澤佑二や齋藤学、中町公祐といった経験ある面々を中心に、身振り手振りを加えながらの声が多く聞こえてくる。そして好プレーが見られた場面では選手同士が手と手を合わせて称え合う。
少しずつチームが作られていく瞬間に立ち会っている感覚は、過去に感じられないものだ。
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