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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

新10番の齋藤学は「悪くない試合ができた。大宮戦よりも良くなった」 [宮崎キャンプレポ10日目(練習試合:FC東京戦)]

 

[リザルト]

日時:2月9日(木)11時30分~
場所:シーガイアスクエア1
対戦相手:FC東京(J1)
形式:45分-45分
スコア:2-4(1-1、1-3)

得点者:1本目2分FC東京、1本目35分バブンスキー、2本目11分富樫、2本目25分FC東京、2本目28分FC東京、2本目35分FC東京

 

2日前の大宮戦とは形式が異なり、今日のFC東京戦は45分×2本という通常のゲームとなった。マリノスは1本目と2本目で11人を総入れ替えし、計22人がそれぞれ45分ずつプレーした。大宮戦で負傷交代となったパク・ジョンスが左肘関節脱臼で全治4~5週間見込みと診断されたのは非常に残念だが、FC東京戦は大きなアクシデントなく終了。まずはひと安心といったところだろう。

 主力組と思われる面々が出場した1本目には、移籍加入組の扇原貴宏と山中亮輔がボランチと左SBで先発出場。扇原は中盤の底のファーストボランチとして起用され、天野純が前線に絡んでいく役割を担う。大宮戦で左SBを務めた金井貢史が念願の右サイドに回り、1トップにはコンディションを上げつつある伊藤翔が入った。

序盤にセットプレーのこぼれ球からあっさり失点したものの、内容的には一進一退の攻防が続いた。しかしながらFC東京は前日にFCソウルと練習試合は行い、そちらに主力組が出場していたためマリノス戦は控えメンバー中心の構成。大久保嘉人や森重真人、あるいは太田宏介といった名前は見当たらず、その点は差し引いて考えなければいけない。

それでもダビド・バブンスキーの来日初ゴールは素晴らしい形から生まれている。相手をある程度押し込んだ状態から金井がくさびのパスを打ち込み、伊藤がランニングしながらダイレクトで落とす。そこに走り込んだバブンスキーが左足でファーサイドにテクニカルなシュートを放ち、これがゴールネットを揺らした。フィールドプレーヤーのほとんどが歓喜の輪を作る瞬間は、新しいチームを作っていく上で欠かせない過程といえる。

 

 

 

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 ただし2本目の途中からトーンダウンして複数失点したのは今後に向けた修正課題だろう。ピッチから声が聞こえない状態となり、立て直せない状態に陥ってしまった。松橋力蔵ヘッドコーチは「負けている状況でボールを奪いに行かない。そういったところでの姿勢はまだまだ足りない」と厳しくジャッジ。結果や内容もさることながら、やるかやらないかの姿勢の部分を追い求めたい。

トータルでは2-4の敗戦となったが、新10番の齋藤学は「悪くない試合ができた。大宮戦よりも良くなった」と前を向く。初めて主力組に入ってプレーした扇原も「チームとしてサイドのスピードを生かそうとしている。もっと相手を押し込んでいくのがベストだけど、やっていることは悲観的に考えていない」と新たな環境と戦術への適応に意欲を見せている。

成長過程で喫した黒星を次への肥やしにしたい。開幕までの残り時間は約2週間と決して多くないが、意識の面で解消できる問題もあるだろう。精度や方向性をブラッシュアップしつつ、FC東京戦で見えた課題を修正していく必要がありそうだ。

 

 

 

 

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