「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

栗原勇蔵とパク・ジョンスについてモンバエルツ監督は「水曜の試合に出る方向で考えている」とルヴァンカップ先発を明言 [練習試合 関東学院大戦]

 

 

鹿島アントラーズに0-1で敗れた翌日、マリノスは控え組を中心としたメンバーで関東学院大学との練習試合を行った。試合はあくまで練習の延長線上という位置付けで、30分×2本の形式で実施。鹿島戦に途中出場した遠藤渓太や中町公祐も元気に出場した。

試合は1本目こそスコアレスで折り返したものの、2本目に入った仲川輝人のクロスを栗原勇蔵が得意のヘディングでねじ込んで先制。さらに相手最終ラインを突破した仲川がGKをかわし、無人のゴールへ流し込む。全体的にはボールロストの多かった仲川だが、終わってみれば1ゴール1アシストという結果でアピールに成功した。

 

 

エリク・モンバエルツ監督就任後は練習試合がほとんど行われないため、リーグ戦に出場しない面々は試合のリズムから遠ざかってしまう。この日も試合勘が欠如している選手は多く、チームとしての機能性はお世辞にも高いとは言えなかった。その中で気になったのは、開幕戦と第2節で先発出場しながら鹿島戦で出番のなかった富樫敬真か。フィジカルコンディションではなくメンタル面をキープするのが難しい状況だけに、踏ん張りどころかもしれない。試合では上達一途だったポストプレーが乱れ、ほとんどボールが収まらず。体よりも心を立て直す作業が肝要となる。

明るい材料としては、今年に入って初めて練習試合に出場した栗原の存在を挙げたい。

 

 

下バナー

(残り 544文字/全文: 1149文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ