「相手どうこうではない。いまの状況では自分たちがどうするかが大事」(伊藤)・「痛みがゼロになったわけではない」(松原)[ガンバ戦前コメント]
【試合に向けて】
エリク モンバエルツ 監督
「(柏戦について)その試合では二つのエラーがあった。個人的に大きなミスがあった。まずはそのミスを修正しなければいけない。そのミスによって相手が有利な状況になった。あの2失点の約5分間だけが問題だった。相手の得点の直前には自分たちにチャンスがあったし、スタートから20分くらいは悪い内容ではなかった。すべての試合で内容と結果がイコールではない。
(G大阪戦について)五分五分というか、拮抗したポゼッションの取り合いになるだろう。ガンバはおそらく前からプレッシャーをかけてくるのでビルドアップも簡単ではない。そしてガンバはできるだけ相手陣地でポゼッションしようとしてくる。ゴールキックでも長いボールを使ってくる。相手はJのトップチームで、リーグ戦だけでなくACLも戦っている。選手層が厚く、戦い方もオプションも複数ある。若手もベテランもポテンシャルを持っているが、連戦なのでコンディションがどうかという問題はあるだろう」
FW 16 伊藤 翔
「この前のリーグ戦は悪い負け方をしてしまったけど、そのあとのルヴァンカップはチームとしていい形で勝つことができた。いろいろな選手が初ゴールを決めてチームにいい流れを持ってきてくれた。その勢いを持ってガンバ戦に臨みたい。相手はいいチームだと思うけど、相手どうこうではない。いまの状況では自分たちがどうするかが大事。リーグ戦で上に行くためには勝ち点を落とすわけにはいかない。内容はともかく勝利がほしい試合」
GK 21 飯倉 大樹
「ガンバは誰が出場してもガンバのサッカーをやってくるチーム。相手のメンバーについてはあまり気にならない。過去の対戦では守備がある程度ハマる印象があるけど、要所で上手さがある。ウチとしては攻撃が大事なファクターになってくる。(齋藤)学とマルちゃん(マルティノス)のところを封じられたときにどうするか。ずっと守備をしているとメンタル的に苦しくなる。いい攻撃ができているメンタリティのときはいい守備ができる」
DF 13 金井 貢史
「レイソル戦でPKを与えた場面は自分のハンドだったし、あれは完全に自分のミス。ガンバ戦はそのミスを取り返さないといけないゲームになる。DFの一人として守備をしっかりしつつ、攻撃でも貢献できれば一番いい。相手はACLを戦ってからの連戦になるので体力的にはウチが有利。どこかのタイミングでガクッと運動量が落ちるはず。そのときをどのような状況で迎えるか。リードしていれば相手は強引に出てこなければいけなくなるので、ウチがさらに有利になる」
DF 27 松原 健
「広島戦で相手と接触して太ももを打撲してしまった。レイソル戦にも間に合うと思ったけど、練習をやったときに力が入らなかった。それで1試合飛ばしてこの試合に向けて調整した。痛みがゼロになったわけではないけど、今週に入ってからは練習をできているので問題ない。レイソル戦はチームとして苦しかった。自分が入ることで守備はもちろん、攻撃でも上積みを出したい」