「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「体が大きくなったように見えるのは坊主にして、相対的に大きくなったから(笑)」(富樫) ・「相手の最終ラインの脅威になりたい」(仲川)他 [広島戦前コメント]

 

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「引き分け以上でいいからといって何かを変えることはない。選手に引き分けを狙うことなど考えさせず、良いパフォーマンスを発揮して勝ちを狙う。その証拠として、18人のグループには守備的な選手ではなく攻撃的な選手を多く入れている。試合の中で様子を見ることはあっても、まずは勝ちを狙う。広島は勝たなければいけない状況だけど、彼らのスタイルはハッキリしている。自陣にブロックを作って、ボールを奪ってから素早く攻めてくるだろう。

(負傷明けの選手の起用法について)まず(齋藤)学がスタートで出ることはないと思う。まだ100%の状態ではない。でも途中で投入することはある。学以外にもプレータイムをコントロールしなければいけない選手がいる。けがから戻ってきた選手たちのプレータイムは慎重に考えたい。特に筋肉系のけがをしていた選手たちについては慎重に考えなければいけない」

 

GK 31 杉本 大地

「ここまでルヴァンカップの全試合に出場させてもらって、少しずつ自信と手ごたえをつかんできた。自分のプレーが良くなっているという実感があるのですごく充実している。2連敗スタートのときはどうなるかと思ったけど、そこからチーム全員の力で3連勝できた。でも明日の広島戦が一番大事な試合。明日負けたら3連勝は意味のないものになる。試合に勝ったことには意味があるけど、ノックアウトステージに進むという目標という点では無意味になる。引き分け以上でいいことはわかっているけど、勝ちに行くことが大事」

 

 

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MF 8 中町 公祐

「鳥栖戦で勝ったことは若い選手にとって成功体験になる。プロとして公式戦を1試合でも多く戦うことは意味があること。明日の広島戦はグループ3位以内がかかっているという、これまでとは違う要素を含んだゲームになる。チームとして上のステージに進むことが目標であって、公式戦は個人の調整の場ではない。そういう意識で明日の試合に臨みたい。プレー面で気を付けるのは自分の顔つき。対戦相手が嫌がったり脅威に感じたりするものは選手のオーラとして外に出る。そういったところでも違いを出していきたい」

 

FW 17 富樫 敬真

「ルヴァンカップでは自分たちのサッカーで結果を出してきたので、自分が入って流れを悪くするようなことはできないという緊張感がある。長い間ゲームから離れていたので、けがやゲーム体力などトータルで考えると不安がないわけではない。でも練習をしっかりできているし、何かを恐れているとまたけがをする。不安を抱えずにプレーする。離脱している間に普段あまりやらなかった上半身のトレーニングをして、ウェイトは1キロくらい増えた。体が大きくなったように見えるのは頭を坊主にして、相対的に大きくなったからだと思う(笑)」

 

DF 24 山中 亮輔

「次は左SBになりそうなので、相手のウイングバックに対して横にスライドする守備が大事になる。個人的には毎試合が勝負だと思っている。自分のポジションはチームで一番争いが激しい。だから試合に出たときに何かをしないといけない。ゴールやアシストといった目に見える結果がほしい。目立つ活躍をしないと監督の目に留まらない。リーグ戦で先発したい気持ちが強いので、そこから逆算してもカップ戦では結果が必要になる」

 

FW 19 仲川 輝人

「鳥栖戦では短い時間で少しだけ自分の特徴を出せた。裏に抜け出すプレーをすればPKを獲得したような場面が増えてくるはず。明日の広島戦でも積極的に裏を狙って相手の最終ラインの脅威になりたい。ダビ(バブンスキー)は自分の動きを見てくれているし、ボールが出てくる感覚もある。チームとしては引き分け以上でプレーオフに進めるけど、個人的にはこの試合で結果を出さなければいけない。そういう危機感を持って臨みたい」

 

 

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