「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

うがい薬の代表ブランドである『イソジン』とのパートナーシップは、CFGとの資本提携の効果 -ムンディファーマとのトップパートナー契約について

 

10日、横浜マリノス株式会社はヘルスケアおよび製薬事業を展開するムンディファーマと、トップパートナー契約を締結したことを発表し、日産スタジアムで共同記者発表会見を行った。会見にはムンディファーマのラマン・シンCEO、ムンディファーマ株式会社の木村昭介代表取締役社長、そして横浜マリノス株式会社の古川宏一郎取締役社長が登壇した。

ムンディファーマは昨年9月にマンチェスター・シティFCとリージョナルパートナー契約を締結しており、マリノスはマンチェスター・シティに続くシティ・フットボール・グループ(以下、CFG)の2つ目のクラブとして支援される形となった。今後はさまざまな形式でのコラボレーションが展開されていく。

ポイントのひとつとして消費者との距離感が挙げられる。マリノスでは、トップチーム選手がホームタウン活動の一環として小学校を訪問する「サッカースペシャルキャラバン」を港北区内中心に展開している。製薬会社では消費者の顔が見える距離での交流が難しく、木村社長は「マリノスさんとの提携によって、より若い方々、若い方々のチャレンジを推進する親御さんなど、広く使ってもらえる取り組みができたらと考えている」と今後について話した。

さらに今回のパートナーシップ契約にともない、古川社長から「トップチームのユニフォームの裾の部分に、ムンディファーマの代表的商品である『イソジン』が入る」と明かされた。Jリーグは昨年(2016年度)からユニフォーム背面下部の広告表示を解禁。広告料としては胸、背中、袖に次ぐ4番目の位置付けとなる(5番目はパンツスポンサー)。29日のリーグ第19節・清水エスパルス戦から背中の裾部分にロゴが入る予定だ。

 

 

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