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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

この勝たなければならない一戦は兵藤慎剛との再会も大きな楽しみのひとつ [J21節札幌戦プレビュー]

3試合ぶりの勝利を手にしたアルビレックス新潟戦から中3日、続けてアウェイで今度はコンサドーレ札幌と対戦する。札幌との対戦は実に5年ぶり。2012年の対戦では齋藤学が2ゴールを決めて完勝を収めた。それ以来、チームは初めて北の大地を踏むことになる。

新潟戦は結果的に2-0で勝利したが、序盤は思うようにボールをつなげず苦戦した。中町公祐と天野純がボランチでコンビを組み、前田直輝をトップ下で起用する新たな組み合わせだった影響は少なからずある。もちろん相手のプレッシャーに苦しんでボールをつなげなかった最終ラインに問題からも目を背けることはできない。

さらに真夏の連戦という事情が加わり、どのような先発を選ぶかに注目が集まった。中3日のトレーニングで戦術的な練習を行ったのは試合前日のみ。試合後2日間はコンディションの回復に時間を割き、火曜日に初めてフォーメーションとセットプレーの確認を実施した。

 

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そこで主力組に入った11人は予想フォーメーションの顔ぶれとなる。累積警告で出場停止となる金井貢史のポジションには松原健が順当に入り、その他の最終ラインとGK飯倉大樹は変わらず。注目は中盤から前の構成だろう。ダブルボランチを組むのは扇原貴宏と喜田拓也で、天野がトップ下に戻る。両サイドは齋藤学とマルティノスで不動だが、1トップにはウーゴ・ヴィエイラが起用されそうだ。新潟戦から4選手を入れ替え、5つのポジションの変更となる。

先日から述べているように、いまのチームに別メニュー選手はいない。チームは今日、新井一耀の期限付き移籍を発表したが、それでもほとんどのポジションに代替選手がいる。一方で、選手のやり繰りが難しくなっているのも確か。個々のメンタルコンディションを考えたときに、先発11人と控えの7人を合わせた18人をどうするか。指揮官の課題であるマネジメント能力が問われる状況となっている。

また、この試合で栗原勇蔵がベンチ入りすることが濃厚となった。先週から全体練習に合流したばかりで日は浅いが、試合終盤のワンポイントならば問題なく使える。セットプレーの練習などを見ていても制空権は誰にも譲らない。札幌戦に当てはめると、1トップの都倉賢や途中出場してくる可能性のあるジェイに対して、栗原というカードはとても有効に思える。

そして、この勝たなければならない一戦は兵藤慎剛との再会も大きな楽しみのひとつ。ボランチとしてハードワークしている札幌の背番号6は、とても負けず嫌いな性格だ。闘志むき出しになり、歯を食いしばり、アグレッシブに闘いを仕掛けてくるに違いない。チームとして屈するわけにはいかないが、敵ながら存在感を示してもらいたいという思いも少なからず混在する。

兵藤は、自身の意思で移籍を選んだ。だが、マリノスにとって特別な選手であることに変わりはない。楽しみな一戦が今から待ち遠しい。

 

 

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