「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

期限付き移籍の道を選んだ選手達がいる一方、マリノスの一員として今シーズン最後まで戦うことを誓った選手もいる [前田直輝の現状について]

 

先週の8月18日をもって、Jリーグ夏の移籍ウインドーが閉じられた。マリノスからは中島賢星(→FC岐阜)、仲川輝人(→アビスパ福岡)、高野遼(→ヴァンフォーレ甲府)、そして新井一耀(→名古屋グランパス)がそれぞれ期限付き移籍の道を選んだ。補強よりも、来季以降を見据えた強化という意味合いの編成となった。

4選手に共通するのは、今季のリーグ戦でなかなかチャンスを得られなかったこと。年齢的にも出場機会を増やすことで成長が望める選手たちで、ベンチやメンバー外でくすぶっているよりも実戦経験が必要だった。たとえJ2であったとしても、ピッチに立って成功と失敗を繰り返せば血肉となる。その経験を来季以降、マリノスで還元することが期待される。

一方で、マリノスの一員として今シーズン最後まで戦うことを誓った選手もいる。前田直輝である。

 

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