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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

チームとしての進捗を示すためのゲームとして、14試合負けなしを勝利で飾れるか [J24節 FC東京戦プレビュー]

 

 

中位グループとの3連戦最後のゲームを迎える。前々節はサガン鳥栖に1-0で勝利したが、前節のヴィッセル神戸はスコアレスで引き分けた。チャンスがあっただけに勝てる可能性もあったが、反対にワンチャンスを決められて敗れる可能性もあった。取りこぼしの類ではなく、妥当な引き分けだった。長いシーズンを戦っていれば、こんな試合もあるだろう。下を向く必要はまったくない。

残り試合が少なくなるにつれて上にいるチームとの勝ち点差や順位が気になっていくもの。それが自然な心理だろう。しかしながら、今は目の前の試合を勝って勝ち点を積み上げなければいけない時期でもある。本当の意味でタイトルレースを意識するのは9月に入ってから、つまり残り10試合からでいい。

それでも13試合負けなしの流れは大切にしたいところ。チームを率いるエリク・モンバエルツ監督は「過ぎたこと。次につなげることが大事」と意に介していないが、その一方で「攻守のバランスが取れたゲームをできていることが、13試合負けなしという数字に表れているのではないか」と分析した。安定感という点ではリーグ随一を誇っている。

今節のメンバーについて触れると、1トップはウーゴ・ヴィエイラから富樫敬真にスイッチされそうな気配が漂っている。前線に運動量が欲しい場合、必然の選択だろう。また、富樫が最前線に入ることで周囲にもチャンスが生まれる。クロスに対してニアサイドで潰れ役を演じることのできるストライカーだ。マルティノスのクロスに富樫が走り込み、後ろにいた齋藤学が泥臭くねじ込む。そんなシーズン初ゴールが最高形か。

 

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試合展開次第では前田直輝が1トップの位置で途中出場するかもしれない。「直輝は真ん中でもサイドでもプレーできるポリバレントな選手。どの位置からでもオフ・ザ・ボールの動きが素晴らしい。オプションの一つとして考えている」(モンバエルツ監督)。少しずつ戦い方のバリエーションが増えているのは事実で、あとはそれをどう使いこなすかという状況になっている。

堅い展開になることの多いFC東京戦だが、勝つためには相手ゴールをこじ開けなければいけない。高い守備意識を保った神戸を崩しきれなかっただけに、その過去を払拭する意味でも今節は違いを見せたい。チームとしての進捗を示すためのゲームとして、14試合負けなしを勝利で飾れるか。

 

 

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