「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

【無料記事】藤井雅彦『voice of players(鹿島戦より)DF 27 富澤 清太郎』(2012/09/27)

▼オレは強気にやることしかできない

――どんなことを考えてピッチに立った?
「まずアオちゃん(青山)は久しぶりの試合だったので、そのことは意識していた。自分がボランチをやっている中で、うまくいっていない理由はわかっていた」

――具体的には?
「中盤にスペースができてしまっていて、そこでやられていた。だから今日はなるべくラインの上げ下げをこまめにやった。後ろはガンガン上げて、前へ行かせた。みんなの足を止まらせないようにした。いまも声が出ないように、叫び続けた」

――強気のプレースタイルを貫いた。
「オレは強気にやることしかできない。強気なところがなくなったら自分ではなくなる。一人少なくなってからは、サイドのところを崩されてクロスを上げられるのは想定していた。それにもうまく対応できたと思う。本当の姿を取り戻すというか、やろうとしただけ。それぞれのポジションでやるべくことをしっかることが大切」

――手ごたえをつかんだのでは?
「今日は(熊谷)アンドリューが点取ったけど、全体の力が上がってこないと優勝は見えてこない。でも最後の失点はもってないなと思った。あそこも抑えて2対0で勝てれば最高の勝ちだった。本当に悔しい」

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